診療体制

産婦人科

  • 概 要
  • 産科
  • 婦人科・不妊
  • 医師紹介
  • 臨床指標
  • 外来担当表

診療概要

産科・婦人科・不妊治療まで

産婦人科には妊娠や出産にかかわる「産科」と、女性特有の疾患を扱う「婦人科」の2つの分野があります。

産科領域に関しては、「安全であること」を第一に考えています。妊娠や出産は、ひとたび異常が発生すれば赤ちゃんやお母さんの生命に危険が及ぶ事態に陥ることもあり、緊急事態への対応が絶えず必要です。当院では、小児科医師・麻酔科医師等と協力し、安全で安心な出産をしていただけるよう、全力で対応させていただいております。また、さまざまな疾患をお持ちの方の妊娠につきましても、他科の医師と協力し、最善の管理を実践しています。その上で、妊婦さんお一人おひとりの思いやニーズを受け止めながら、よりよい妊娠・出産のサポートを行っていけるよう、スタッフ一同努めています。

大同病院は「地域周産期母子医療センター」です(2019年4月~)

婦人科領域では月経異常、子宮筋腫や子宮内膜症などの子宮疾患、卵巣腫瘍などの卵巣や卵管の疾患、腟・外陰の疾患、子宮脱等の性器の位置異常、クラミジア等の感染症、更年期障害などのさまざまな婦人科疾患に対応しています。

内分泌・不妊領域では、ホルモン異常や月経に伴う不調、不妊症に対して、漢方療法を取り入れた診療や、体外受精に至るまでの不妊治療(タイミング療法・排卵誘発)を行っています。

無痛分娩についてのお知らせ

2023年5月の分娩より、経産婦さんの希望者を対象に無痛計画分娩を開始します。

⇩詳しくはこちら(画像タップで産科特設サイトにとびます)

地域の先生方へ

このような方をご紹介ください

妊娠や出産、婦人科疾患全般についてご相談ください。

  • 切迫流産や切迫早産、双胎妊娠
  • 内科的管理を必要とする内科的合併症妊娠(糖尿病、甲状腺機能異常、気管支喘息、膠原病など)
  • 帝王切開既往妊娠の経腟分娩希望
  • 妊娠週数32週以降の早産症例や前期破水症例
  • 卵巣腫瘍茎捻転や卵巣出血、異所性妊娠、骨盤腹膜炎等の婦人科救急疾患
  • 胎児心疾患が疑われる症例
  • 腹腔鏡での卵巣摘出、子宮摘出希望、子宮内腔病変が疑われる症例(子宮内膜ポリープ、粘膜下筋腫など)
  • 原因不明不妊、内科的合併症不妊、子宮筋腫や子宮内膜症、子宮内膜ポリープ合併不妊 など

大同病院で出産をご希望の方へ

当院では、「安全であること」を第一に、小児科医、麻酔科医、他科の医師と協力して最善の管理を実践しております。
よりよい妊娠・出産のサポートができるように妊娠中から産褥期まで助産師による継続ケアを提供しております。

リプロ外来(不妊治療)

子供がほしいと願う方を対象に、不妊治療を行うリプロ外来を開設しています。
まず一般不妊検査(血中ホルモン検査、精液検査、子宮卵管造影検査など)を行い、検査をして不妊の原因が分かった場合には、その原因に合った治療をします。
たとえば甲状腺機能異常がわかった場合には当院内分泌内科との連携による治療を行うなど、他科の医師とも協力し、妊娠から出産まで全面的な診療を行います。
より負担の少ないタイミング療法から開始し、内服薬や注射による排卵誘発剤の投与までが当院で可能な治療となります。
人工授精や体外受精が必要と判断される場合には、不妊専門のクリニックや、また高度な治療が必要と考えられる場合には、大学病院への紹介を提案させていただきます。

婦人科領域

腹腔鏡手術

腹腔鏡手術は美容的で術後回復が早いというメリットがあり、当院では良性卵巣腫瘍、子宮良性疾患などを対象として腹腔鏡手術を施行しています。症例によっては、名古屋大学附属病院と連携し安全な治療体制を整えています。また、適応についての相談や、治療方針など詳しくお話しさせていただく腹腔鏡外来も設けています。

子宮鏡手術

過多月経、不正出血、不妊症の原因のひとつとして、子宮粘膜下筋腫や子宮内膜ポリープがあります。子宮内腔病変の観察・診断には、子宮鏡検査が最も有効と考えられ、外来にて子宮鏡で診断し、子宮鏡手術が可能であるか判断します。
正確な病理診断のためにも、子宮鏡下に子宮内膜ポリープ・筋腫を摘出します。

管理医師

境 康太郎 主任部長

Dr. Kotaro SAKAI
所属学会
日本産科婦人科学会、日本周産期・新生児医学会、日本婦人科腫瘍学会、日本東洋医学会
資格
日本産科婦人科学会認定産婦人科指導医・専門医、日本専門医機構産婦人科専門医、愛知県医師会母体保護法指定医、医学博士、厚生労働省緩和ケア研修修了医
専門領域
産婦人科全般

高橋千晶 部長

Dr. chiaki TAKAHASHI
所属学会
日本産科婦人科学会
資格
日本産科婦人科学会認定産婦人科専門医、厚生労働省緩和ケア研修修了医
専門領域
産婦人科全般

スタッフ医師

服部友香
医長
所属学会
日本産科婦人科学会、日本周産期・新生児医学会、日本女性医学学会
資格
日本産科婦人科学会認定産婦人科指導医・専門医、日本周産期・新生児医学会認定周産期専門医(母体・胎児)、愛知県医師会母体保護法指定医、女性ヘルスケア指導医、医学博士、厚生労働省緩和ケア研修修了医
専門領域
産婦人科全般
髙村志麻
医長
所属学会
日本産科婦人科学会、日本周産期・新生児医学会、日本女性医学学会
資格
日本産科婦人科学会認定産婦人科指導医・専門医、日本周産期・新生児医学会認定周産期専門医(母体・胎児)、新生児蘇生法「専門コース」インストラクター、臨床研修指導医
専門領域
周産期医学
幸村友季子
所属学会
日本産科婦人科学会、日本周産期・新生児医学会、日本母性内科学会、日本女性栄養代謝学会、日本DOHaD学会、日本糖尿病・妊娠学会
資格
日本産科婦人科学会認定産婦人科指導医・専門医、日本周産期・新生児医学会認定周産期専門医(母体・胎児)、J-MELSベーシックコースインストラクター
専門領域
周産期医学
吉川史隆
非常勤
所属学会
日本産科婦人科学会、日本癌学会、日本癌治療学会、日本婦人科腫瘍学会、日本絨毛性疾患研究会、日本周産期・新生児学会
資格
日本産婦人科学会認定産婦人科専門医・指導医、日本産婦人科腫瘍学会専門医・指定医、 日本がん治療認定医機構がん治療認定医、日本周産期・新生児学会暫定指導医、母体保護法指定医、名古屋大学産婦人科講座 名誉教授 専門領域:婦人科腫瘍
専門領域
婦人科腫瘍
柴田清住
非常勤
所属学会
日本産科婦人科学会、日本婦人科腫瘍学会、がんのリンパ浮腫研究会、日本産科婦人科内視鏡学会、日本癌学会、日本癌治療学会、婦人科悪性腫瘍研究機構、日本がん免疫学
資格
日本産婦人科学会認定産婦人科専門医・指導医・代議員、日本婦人科腫瘍学会婦人科腫瘍専門医・指導医・代議員、がんのリンパ浮腫研究会・世話人、日本がん治療認定医機構暫定教育医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、母体保護法指定医、坂文種報徳會病院 産婦人科教授
専門領域
婦人科腫瘍
中村智子
非常勤
所属学会
日本産科婦人科学会、日本産科婦人科内視鏡学会、日本生殖医学会、日本女性医学会
資格
日本産科婦人科内視鏡学会 技術認定医、日本生殖医学会生殖医療専門医
専門領域
腹腔鏡下手術・生殖医療

臨床指標

年間症例数

2021年 2022年 2023年
分娩 458 409 445
無痛分娩 13
帝王切開 167 158 176
流産 24 20 18
卵巣・子宮の良性腫瘍 62 60 62
早産、切迫早産 54 52 44
妊娠・分娩・産褥に合併する高血圧症等 20 18 22
子宮頸部の悪性腫瘍 20 43 29
子宮内膜症 18 24 3

腹腔鏡手術・子宮鏡手術

2021年 2022年 2023年
腹腔鏡手術 58 42 55
子宮全摘手術 25 16 12
子宮筋腫核出術 2 3 4
附属器摘出術 22 17 30
異所性妊娠手術 4 2 1
子宮鏡下内膜ポリープ切除術 5 4 8

外来担当表

午前 柴田清住
服部友香
[助産師外来]
髙村志麻
高橋千晶
[助産師外来]
境康太郎
幸村友季子
[助産師外来]
幸村友季子
(第1、3、5)
髙村志麻
(第2、4)
服部友香
[助産師外来]
境康太郎
高橋千晶
[助産師外来]
[分娩後1カ月健診]
土曜Dr①
土曜Dr①(妊婦)
土曜Dr②
[助産師外来]
午後 [リプロ外来] [婦人科腹腔鏡外来] [リプロ外来]
[産後2週間健診]

※ファミリークラス、マタニティヨーガ・クラスにつきましてはオンラインで開催しております。こちらのページをご覧ください。

予約電話番号: 052-611-6265

※変更する場合がありますので、事前に電話にてご確認ください。

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