診療体制
画像読影支援センター
- 概 要
カプセル内視鏡の画像読影支援
小腸および大腸のカプセル内視鏡検査の画像読影を専門に行っています。
当院で実施する大腸カプセル内視鏡検査だけではなく、関連病院にて実施された大量の画像データをインターネットを通して収集し、読影支援を行うシステム(大腸カプセル内視鏡遠隔読影システム)を、名古屋大学消化器内科 後藤教授の指導のもとに、医師の診断支援を行うためコメディカル(看護師、臨床検査技師、診療放射線技師)によるチームを結成し日本で初めて構築しました(2014年)。読影には日本カプセル内視鏡学会認定のカプセル内視鏡読影支援技師8名が担当し、質の高い報告書を迅速に作成、返信できるシステムを運用しています。
名古屋大学消化器内科関連施設とのネットワーク化
名古屋大学消化器内科関連施設とネットワーク化して情報を共有化しています。
読影画像データの送受信に際しては、専用回線の使用と匿名化により個人情報を保護しています。
使用機器
- 大腸:GIVEN IMAGING社のRAPID 8
- 小腸:GIVEN IMAGING社のRAPID 6.5
- 読影:大腸カプセル内視鏡遠隔読影システム(富士フィルムメディカル社製)
カプセル内視鏡読影支援技師
当センターには、「小腸カプセル内視鏡読影支援技師」が8名、「大腸カプセル内視鏡読影支援技師」が8名在籍しています。
「カプセル内視鏡読影支援技師」とは、カプセル内視鏡で記録された膨大な検査画像を観察して所見を読む知識と技術を備えた技師が、日本カプセル内視鏡学会認定制度規則に基づいて認定されるものです。この認定を受けた技師が、カプセル内視鏡により撮影された膨大な画像の一次読影を行い、最終的には消化器内科医師が検査結果の報告書を作成します。
このように専門知識と技術を備えた技師を手厚く配置して、数多くの検査に迅速に対応できる体制を整えています。
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