診療体制

放射線診断科

  • 概 要
  • IVR
  • 医師紹介
  • 医療機器

診療概要

放射線診断科はX線写真、CT、MRI、核医学(RI)などの画像診断と、画像ガイド下で行う治療手技「インターベンショナル・ラジオロジー(IVR)」を行っています。「救急センター」に隣接することで救急搬送された患者さまの検査を速やかに実施します。検査機器はの定期的なリニューアルにより高度でより迅速な検査が可能です。
放射線科医は、毎日多くの画像を読影し画像診断報告書を作成することで、臨床診断を確定診断へ導くサポートをしています。また、検査や直接治療するIVRなどを行っています。診療放射線技師は、各種画像検査において被ばく低減をはじめ装置の操作や管理など安全性の確保に努め、医師・看護師と連携して早期診断・早期治療に役立つ最善の画像を提供しています。そして医療チームの一員として専門知識を生かすことはもちろん、患者さまに安心して検査を受けていただけるよう笑顔で対応し、納得のいく説明を心がけています。

  • 静音化対応のMRIにより、弱い麻酔、あるいは麻酔無しで小児の検査ができます。
  • 女性特有の検査(マンモグラフィや乳房MRI)には女性技師が対応します。

スタッフ体制

(2018年3月現在/放射線治療科を含む)

  • 放射線診断専門医(常勤) 2名
  • 放射線診断専門医(非常勤) 8名
  • 放射線治療専門医(常勤) 1名
  • 放射線治療専門医(非常勤) 2名
  • 医学物理士(非常勤) 1名
  • 診療放射線技師(健診部門含む) 27名(男18名・女9名)
  • 看護師 5名(うち、インターベンションエキスパートナース 1名)
保有資格
  • 第一種放射線取扱主任者 2名
  • 放射線機器管理士 1名
  • 放射線管理士 2名
  • 医療情報技師 2名
  • 小腸カプセル内視鏡読影支援技師 2名
  • 大腸カプセル内視鏡読影支援技師 2名
  • 臨床実習指導教員 3名
  • 検診マンモグラフィ撮影認定放射線技師 8名
  • 放射線治療専門放射線技師 1名
  • 放射線治療品質管理士 1名

インターベンショナル・ラジオロジー(IVR)

X線透視、CT、MR、超音波などさまざまな画像診断装置で身体の中、血管の様子などを見ながら、細い管(カテーテルや針)を入れて、標的となる病気の治療を行います。どこを治療するかを正確に把握して、身体への負担の少ない治療を行うことができます。

血管の拡張、ステントの留置、止血、がんに栄養を共有する血管の封鎖、抗がん剤の直接注入、ドレナージ(腔にたまった滲出液・膿・血液などを排出する治療)など、さまざまな治療法があり、放射線科のIVR専門医1名と2名のIVR認定看護師を含む専門チームが各科と連携して提供しています。

 

 

主な治療

緊急IVR

大出血時の原因検索・止血による救命

血管内治療

動脈塞栓術(TAE)、経皮的血管拡張術(PTA)、血管ステント・ステントグラフト留置など、血管外科、循環器内科、腎臓内科などと連携して、腹部や四肢における処置を行っています。動注化学療法、下大静脈フィルター、門脈系IVR(TIPS、B-RTO)などにも対応しています。

抗がん剤注入TACE

肝動脈化学塞栓療法(Transcatheter Arterial Chemo-embolization)も施行可能です。

CVポート、末梢挿入中心静脈カテーテル(PICC)留置

当院から退院されて在宅で栄養状態を安定させて療養されたい患者さま、他院よりご紹介いただいた患者さまなどに、合併症を起こさない安全なポート留置を実施しています。小児にも数多く対応しています。

そのほか、IVRを必要とする患者さまに対し、各診療科と連携し、安全かつ迅速な治療を提供いたします。

管理医師

三田祥寛 放射線診断科部長

所属学会
日本医学放射線学会、日本IVR学会
資格
日本医学放射線学会認定放射線診断専門医、日本IVR学会認定IVR専門医、腹部ステントグラフト指導医
専門領域
画像診断一般、IVR

安野泰史 部長

所属学会
日本医学放射線学会、日本核医学会、日本放射線腫瘍学会、日本磁気共鳴医学会、日本心臓血管動態学会、北米放射線学会、日本カプセル内視鏡学会
資格
日本医学放射線学会認定放射線診断専門医、日本核医学会PET核医学認定医
公職
藤田保健衛生大学客員教授
専門領域
画像診断一般

CT 装置

Aquilion ONE Vision Edition(大同病院)

広範囲をあっという間に撮影する320列CT装置

320列CT装置は1回転で広範囲を撮影でき、さらに高速回転も可能になったことで撮影時間が短縮され、心臓CTで息止めが難しい患者さまや動いてしまう小さなお子さまでも対応することができます。
また、被ばく低減技術「AIDR3D」が標準搭載されており、当院の従来CTと比較して最大75%の被ばく低減が可能になりました。
主に救急患者さま、入院患者さまの撮影と外来の造影検査を行っています。

東芝メディカルシステムズ
Aquilion ONE Vision Edition

Aquilion PRIME(だいどうクリニック)

コンパクトなのに高性能な80列CT

CT装置本体が少し小さいサイズに設計されているため、従来に比べ撮影室へ入った時の威圧感が少ないです。
また、被ばく低減技術「AIDR3D」が標準搭載されており、当院の従来CTと比較して最大75%の被ばく低減が可能になりました。
主に外来患者さまの当日・予約検査に対応し、健診の肺ドックも撮影しています。

東芝メディカルシステムズ
Aquilion PRIME

MRI装置

AERA 1.5T(大同病院)

広くて静かなMRI

内径が70cmと広いことで患者さまに安心感を与え、今まで狭いと感じていた患者さまも快適に検査を受けることができます。
新たな静音技術「Quite Suite」により騒音を今までの70%以上低減し、乳児・小児は弱い麻酔あるいは麻酔なしで検査を行うことができます。
主に小さなお子さまや他院からの紹介患者さまの検査、造影検査を行っています。

 

SIEMENS AERA1.5T

AVANTO 1.5T(大同病院)

広範囲を撮像するマルチプレーヤー

当院のMRIでトンネルの長さが一番長く、腹部や下肢など広範囲を撮像することが可能です。
主に精密検査が必要な予約患者さまと入院患者さまの検査を行っています。

 

SIEMENS AVANTO1.5T

コンパクトなMRI

当院に2台目として導入されたESSENZAは、クリニックの外来を受診した患者さまが当日MRI検査を受けることができるように設置しました。
健診センターの脳ドックにも対応しています。

SIEMENS ESSENZA1.5T

血管撮影装置

Allura Clarity FD10/10

高画質で低線量の心臓専用装置

心臓血管撮影では、冠動脈の状態を把握するために多方向から撮影を行います。そのとき撮影を行う回数分の造影剤注入が必要となります。 この血管撮影装置は撮影アームが2本あるため、一度の造影剤注入で2方向の撮影を行うことができ、患者さまの負担を軽減します。 また、Clarityシリーズは従来の血管撮影装置の約70%の大幅な被ばく線量低減を実現し、治療をより安全に行うことができます。

PHILIPS Allura Clarity FD10/10

Allura Clarity FD20/15

腹部や四肢もカバーする大視野血管撮影装置

大口径のフラットパネル検出器のため、頭部から下肢まで全身領域をカバーできます。 さらに回転撮影によって、3Dの血管像を描出する機能(3D-RA)とCT画像と同様の軟部組織イメージングを得ることができます(XperCT)。 ライブ透視画像とCTやMRIの画像を合成して表示でき、また、1枚のディスプレイにさまざまな画像を映し出した状態で手技を行うことができるため、IVRなど高度な治療を可能にした血管撮影装置です。
また、Clarityシリーズは従来の血管撮影装置の約70%の大幅な被ばく線量低減を実現し、治療をより安全に行うことができます。

 

被ばく低減への試み

当院は2013年8月に「全国循環器画像研究会 被ばく線量低減施設認定」を取得しました。

放射線治療装置

最新鋭の高精度放射線治療システム

2016年3月から放射線治療を開始しました。当院では、従来の放射線治療より「がん細胞」に集中して放射線を照射し、正常な組織への副作用を低減させながら、高い位置精度で照射する高精度な放射線治療を実施しています。病巣が脳や脊髄などの重要な臓器に接していて照射が難しい症例でもピンポイントに正確な照射をすることができます。
導入した最新機器では、高い線量率で短時間の治療が可能となり、症例に応じて最適な放射線治療を提供します。
治療計画装置には最新のソフトウェア「RayStation」を採用し、高速かつ高度な放射線治療計画を可能にしました。

VARIAN True Beam

Aquilion LB

治療用CT

治療計画に必要なCT画像を撮影する16列CT装置です。口径が広いため、体の大きな患者さまにも対応できます。また、寝台は治療装置と同様のカーボンを使用しているため、治療計画に最適な条件でCT画像を得ることができます。さらに、診断用に使用することも可能で、透視下生検や病院CTのバックアップとしても対応しています。

東芝メディカルシステムズ Aquilion LB

体外式衝撃波結石破砕装置

ドイツで開発された最新の結石破砕装置

腎臓や尿管に沈着した結石に衝撃波を照射して結石を粉砕するESWL(体外衝撃波腎・尿管結石破砕術)を行います。
従来の装置より結石に焦点を合わせる操作が改善されたため、破砕能力が向上し痛みも軽減しています。
外科手術をすることなく日帰り入院で結石を治療できます。

ドルニエ Delta II

核医学診断システム

Symbia E

より高感度に、より多彩な情報を

従来よりも高感度な検出器を搭載したため、検査時間を短縮することが可能です。従来と同じ検査時間ならば、よりノイズの少ない画像を得ることができます。また、ソフトウェアも充実しており、さらに豊富な情報を提供できるようになりました。
検査室は圧迫感を極力排し、リラックスして検査を受けていただけるよう設計しました。

東芝メディカルシステムズ Symbia E

マンモグラフィ装置

AMULET Innovality(だいどうクリニック)

3D撮影ができるマンモグラフィ装置

トモシンセシス(3Dマンモグラフィ)が撮影できます。 CTやMRIのようにトモシンセシスで断層像を得ることによって、従来は診断の難しかった乳腺に隠れた病変を見つけやすくなります。 また、この装置には最新の画像処理技術「Excellent-m」を加えており、従来よりも30~40%の線量低減を実現しました。 マンモグラフィ下での生検にも対応しており、がんなどの確定診断をサポートします。

富士フィルムメディカル AMULET Innovality

デジタルX線TV装置

CUREVISTA

豊富な情報をマルチディスプレイで

フラットパネルディテクターを採用した新世代のX線透視装置です。内視鏡との連携を重視した装置・レイアウトで構成されており、マルチディスプレイに透視画像・内視鏡画像が表示され、安全かつ迅速に検査や治療が可能です。

日立製作所 CUREVISTA

Ultimax-i

さまざまな角度から撮影可能

Cアーム付きの透視撮影台により、自由な角度から撮影できます。整形検査から血管造影検査まで幅広いX線検査が可能です。

被ばく低減

画像フィルタ処理や、低レートパルス透視を用いることで、透視・撮影共に以前の装置より被ばく低減を計りました。

東芝メディカルシステムズ Ultimax-i

一般撮影装置

RADREX + FUJIFILM DR CALNEO C 1717 Wireless SQ

より早く、より低線量に

FPD(フラットパネルディテクター)搭載の一般撮影装置を導入したことにより、即時性が向上し、検査の時間を短縮することが可能となりました。また低線量撮影が実現し、従来の約半分の被ばくで撮影ができます。

患者さまに安心して検査を受けていただけるように、撮影室のスペースを広く取り、壁紙を明るくすることによって閉塞感の軽減を計りました。

東芝メディカルシステムズ RADREX +FUJIFILM DR CALNEO C 1717 Wireless SQ

骨密度測定装置

PRODIGY C

高精度な骨密度測定

骨密度測定装置は骨粗しょう症の診断、治療に必要な情報を提供します。また、発病前兆候を発見し積極的予防に寄与します。 当院の骨密度測定装置はDXA法を用いた骨密度測定装置で撮影部位は主に腰椎、大腿骨を対象とし、前腕骨を撮影することも可能です。高精度を保ちながらの高速撮影、被ばく低減を実現しています。

GE Healthcare PRODIGY C

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