診療科目・医療体制

小児科

小児科におきましては小児アレルギー科、内分泌小児科、呼吸器小児科を含んでおります


小児科地域の中核病院として、365日24時間、小児の救急対応をいたします。
急性期の重症患者を始めとして、発達の相談やお母様の心配事の相談まで、お子様についてのあらゆる疾患にきめ細かく対応させていただきます。
「ひとりひとりの患者さまを丁寧に診る」ことを目標にしています。
医師や看護師その他のスタッフ全員が、笑顔でチームワークよく仕事をしています。子どもに関することは、まず小児科にご相談ください。診察後、各専門分野の診療科と連携して、診療を行います。

お知らせ
小児科における言語聴覚療法については、こちらをご覧ください。 
小児在宅医療については、こちらをご覧ください。
 

担当医紹介

副院長,主任部長  水野美穂子

水野医師
所属学会・学会役員 日本小児科学会、日本小児科医会、日本アレルギー学会、日本小児アレルギー学会、日本感染症学会、日本小児感染症学会、日本小児呼吸疾患学会、日本小児神経学会 日本小児救急医学会、日本頭痛学会、日本肥満学会、日本夜尿症学会
資格 日本小児科学会認定小児科専門医、日本アレルギー学会認定アレルギー専門医、ICD制度協議会認定ICD
公職・その他 愛知県小児科医会理事、名古屋市小児科医会理事、愛知県医師会男女共同参画委員、名古屋市感染症予防協議会委員、名古屋市立大学臨床教授、日本小児学会東海地方会評議員
出身校 岐阜大学医学部 昭和59年卒 (長野県立飯田高等学校卒)
専門領域 アレルギー疾患、呼吸器疾患、てんかん・頭痛など神経疾患、小児肥満、夜尿症、糖尿病、重症心身障害児の在宅医療

副院長,主任部長 浅井雅美

所属学会 日本小児科学会、日本小児感染症学会、日本ワクチン学会、日本臨床ウイルス学会、日本小児神経学会、日本感染症学会、日本渡航医学会
資格 日本小児科学会認定小児科専門医、ICD制度協議会認定ICD、日本医師会認定産業医
専門領域 感染症、予防接種、てんかんなど神経疾患、発達障害

スタッフ

氏名所属学会資格専門領域
宮地利英子
医師
日本小児科学会
日本未熟児新生児学会
日本小児科学会認定小児科専門医 小児科一般
アレルギー
大辻塩見
医長
日本小児科学会
日本周産期新生児学会
未熟児新生児学会
日本小児集中治療研究会
日本小児科学会認定小児科専門医 小児科一般
新生児
中嶋枝里子
医師
日本小児科学会
日本アレルギー学会
日本小児科学会認定小児科専門医
日本アレルギー学会認定アレルギー専門医
小児科一般
アレルギー
安井竜志
医長
日本小児科学会
日本アレルギー学会
日本小児科学会認定小児科専門医
日本アレルギー学会認定アレルギー専門医
小児科一般
消化器疾患
アレルギー
田村泉
医師
日本小児科学会
日本小児呼吸器学会
日本小児科学会認定小児科専門医 小児科一般
在宅医療
山口直哉
医師
日本小児科学会
日本小児内分泌学会
日本小児科学会認定小児科専門医 小児科一般
内分泌、泌尿器
浅井慎平
医師
日本小児科学会   小児科一般
小早川雄介
医師
日本小児科学会
日本プライマリ・ケア学会
  小児科一般
山内悠太郎
医師
日本小児科学会   小児科一般
磯部弘治
医師
日本小児科学会
日本小児救急医学会
  小児科一般
中根茂晴
医師
日本小児科学会   小児科一般
南木那津雄
医師
日本小児科学会   小児科一般
後藤紀子
非常勤医師
日本小児科学会 日本小児科学会認定小児科専門医 小児科一般
発達障害
小田明子
非常勤医師
日本小児科学会
日本アレルギー学会
日本小児科学会認定小児科専門医
日本アレルギー学会認定アレルギー専門医
小児科一般
アレルギー
青山幸平
非常勤医師
    内分泌専門外来
佐伯恵美子
非常勤医師
    予防接種センター
露木友理
非常勤医師
    小児科一般

診療概要

入院

最新の治療ガイドラインに準じた標準的治療計画(クリニカルパス)により治療を行います。肺炎による入院の場合は、標準的には5日間入院します。主治医・担当看護師が責任をもって治療看護にあたりますが、病状に合わせてすみやかに対応させていただくために、午前中の病棟回診ではその日の病棟担当医が診察させていただきます。質問などあればいつでもお話ください。 患者さまの病状により、複数の医師・看護師・薬剤師・理学療法士・栄養士などが関わり、検討をしながらチームで治療にあたります。

付き添い

当院は7対1看護体制ですが、幼いお子様はひとりでの療養は困難であり、やむを得ず付き添いをお願いしております。付き添いのお母さまが買い物やシャワーなどで短時間離れるときは病棟保育士が付き添うことができます。病棟スタッフにご相談ください。

感染対策

小児科は感染症の患者さまが多く、入院中に他の感染症に罹らないように様々な対策を行っています。大部屋は同じ感染症のお子様同士としていますので、時にお部屋移動をお願いすると思いますがよろしくご協力願います。ウイルス性の腸炎は感染力が非常に強いので、おむつの処理など細かい注意をさせていただいております。
プレイルームも感染症の患者さまは禁止させていただいております。
風邪気味の方が面会されますと院内感染の原因になりますので控えていただきますようお願いいたします。付き添いのお母様方もマスクの着用をおすすめします。ご不快な点も多々あるかと思いますがよろしくお願いいたします。

その他

お子さまが安心してより良い治療を受けるためには、ご家族の協力が必要不可欠です。医療者側も精一杯の治療をさせていただきますが、お気づきの点や疑問・ご意見等がある場合は遠慮なくお申し出ください。
当院は研修医療施設に認定されています。研修中の医師・看護師が診察や処置をさせていただくことがあります。指導教官・臨床指導者の指導のもとで行われていますので、ご協力をお願いいたします。

クリニック外来

発熱などのお子さま、初診のお子さまは原則としてクリニックの午前外来で診療をさせていただきます。クリニックの診療は予約制(電話でお申し込みください)となっています。
慢性疾患の患者さま(喘息やアレルギー疾患、てんかんなど神経疾患、発達相談など)や乳児検診、退院後診察の患者さまは午後の診察とさせていただきます。午後の診察は感染症のお子さまと分けて診察すること、学校をお休みすることなく受診していただくことを目的としています。従って慢性疾患のお子さまでも、発熱時には午前中の外来受診をしていただくこととなります。
院内感染防止のため、発熱の患者さまはできるだけマスク着用をお願いいたします。待ち時間をなるべく短くするために、インフルエンザシーズンでは診察前に検査を行わせていただく場合があります。このように感染対策には細心の注意を払っております。

クリニック外来担当医表

救急センター受診

午前中の受付時間を終了した後に受診する場合や休日や夜間の急病で受診する場合、及び開業医の先生から入院目的で紹介された場合は、病院の救急センターを受診していただきます。

障害児医療

1.訪問診療

人工呼吸器をつけている重症心身障害児のお子さまは定期的に訪問診療を行います。
(関連情報:小児在宅医療勉強会については、こちらをご覧ください) 

2.重症心身障害児の短期入所

在宅で重症心身障害児の看護を行っているご家族の心身の疲労を少しでも軽減するために、短期入所を開始しました。 所定の手続きを行っていただき、最大5日間のお預かりができます。(現時点では当院かかりつけのお子さまに限定させていただいております)
詳細につきましては、大同病院A棟4階病棟までお問い合わせください。

3.障害児の歯科治療

小児科と口腔外科が連携して歯科治療を行います。
(歯科口腔外科についてはこちらをご覧ください) 

対象疾患

アレルギー

乳児期のミルクアレルギーは、便中の好酸球や血液検査 皮膚テストなどで診断します。乳幼児期の食物アレルギーが疑われるお子さまは、食物負荷検査による診断と食事指導、食事制限解除のための検査などを行います。
アトピー性皮膚炎のお子さまは、かゆくて掻きむしることで悪化します。保湿を十分おこない適切な塗り薬を塗ることでかゆみを抑えます。軟膏の正しい塗り方や生活習慣、食事の指導をします。重症のアトピー性皮膚炎の場合は入院治療も考慮します。

気管支喘息・慢性の咳・その他呼吸器疾患

咳が長引く場合は、気管支炎など感染症、気管支喘息などアレルギー、慢性副鼻腔炎など鼻の病気、胃食道逆流現象、異物など様々な原因があります。レントゲン検査・血液検査・呼吸機能検査などで原因を調べます。吸入療法などの指導を行います。

てんかんや慢性の頭痛

熱性痙攣を2回以上繰り返す場合や、熱がないのに痙攣や意識消失がある場合などは、脳波検査やMRIを行います。 慢性の頭痛は原因がないかCTやMRIなどで調べます。「低髄液圧症候群」の診断と治療を行っています。

内分泌疾患

身長が伸びない(成長ホルモン分泌不全性低身長症)、思春期が早い(思春期早発症)、甲状腺疾患(バセドウ病 橋本病など)副腎疾患(副腎過形成など)については、名古屋市立大学小児科の青山幸平医師が専門外来を行っています。

1型糖尿病

東海地区糖尿病キャンプにスタッフとして参加しています。1型糖尿病のお子さまには、カーボカウントによるインスリン治療、インスリンポンプ(CSII)を導入します。

夜尿症

幼児期のお子さまの尿漏れや便漏れの相談、学童期の夜尿症の治療を行います。低学年の間は水分の取り方などの生活指導を中心とします。高学年になっても治らない場合は、夜尿症のタイプごとに薬物療法やアラーム療法を行います。

小児肥満

3歳を過ぎて急に体重が増加してきたお子さまや学校検診で指摘されたお子さまが対象です。肥満の原因を明らかにして、お子さまの成長にあった目標体重を設定し、家族の生活習慣・食事を指導します。空腹時の血液検査(コレステロールや中性脂肪)内臓脂肪面積の測定、腹部超音波法による脂肪肝や内臓脂肪の測定を行います。
子ども肥満教室(すくすくこども健康教室)を適宜開催しています。

重症心身障害児

在宅の重症心身障害児の栄養、呼吸管理を行います。気管切開チューブの交換や胃瘻交換、在宅酸素、人工呼吸器の管理のために訪問看護や往診を行っております。胃瘻の造設や管理を行っていますが、できるだけ口からも食べられるようにチームで摂食嚥下訓練を行います。必要に応じて嚥下造影検査も行います。

消化器疾患

吐血や血便のお子さまは、十二指腸潰瘍やクローン病、潰瘍性大腸炎などの慢性炎症性腸疾患を考慮して、胃カメラや下部消化管ファイバーなどの検査が必要となります。
当院は小児の検査を行うことのできる数少ない病院のひとつです。

循環器疾患

川崎病の治療と経過観察、先天性心疾患の経過観察、不整脈や学校検診の検査は当院で行います。24時間心電図(ホルター心電図)トレッドミル検査などを行っております。名古屋市立大学小児科の犬飼幸子医師による専門外来があります。手術の必要なお子さまは名古屋市立大学病院などへ紹介させていただきます。

尿路感染症など腎臓・泌尿器疾患

尿路感染症をくり返す患者を早期に診断し、膀胱尿管逆流現象や先天的な尿路奇形の検査を行います。

発達障害・不登校・心の問題

小児科専任の臨床心理士によるカウンセリングを行っています。また、小児科専任の言語聴覚士により、ことばの訓練や摂食嚥下治療を行っています。
注意欠陥多動障害、広汎性発達障害、自閉症、学習障害の相談を行います。心理療法士による発達検査、家族サポート、学校との連携、言語訓練などの療育も行います。

予防接種・海外渡航に関する相談

予防接種センターで相談を受け付けています。出張・留学などの予定が決まり次第早めにご相談ください。電子メールでの相談も受け付けています。

救急体制

365日24時間、小児救急を受け付けています。あらかじめ電話連絡は必要ありません。 「急な発熱」の場合、比較的元気で食事や水分が摂れているようなら1日様子をみて翌日かかりつけ医を受診してください。インフルエンザが疑われる場合も同様です。受診のタイミングが早いと検査ができない場合があります。 「ぐったりして元気がない」「嘔吐をくり返す」「尿が半日以上出ない」「喘息発作で呼吸が苦しい」場合などの場合は救急センターを受診してください。
「痙攣が5分以上経過しても続く、名前を呼んでも反応がない」「急に呼吸が苦しくなり顔色が悪い」「食べ物などによるアナフィラキシーショックが疑われる」場合は救急車を呼んでください。
気管内挿管による呼吸管理、気管支喘息発作、緊急内視鏡検査、痙攣重積状態脳炎・脳症の治療などは当院で行います。 透析や人工心肺が必要になる可能性がある場合は、高次救命センターへ転送させていただきます。

主な検査の説明と同意書

  • 食物アレルギー負荷検査
  • 腸重積症整復術
  • 腰椎穿刺
  • 24時間PHセンサー
  • 胃カメラ検査
  • 脳波検査
  • 検査のために鎮静が必要な場合

地域での保健活動

保健所における乳児検診、喘息教室、喘息水泳教室やスケート教室など
児童相談所・子育て支援センター等と連携して、児童虐待防止活動

研修内容

初期研修

2ヶ月間小児科ローテートがあります。一般小児科でよくみられる疾患(肺炎などの感染症、気管支喘息などアレルギー疾患、嘔吐・下痢、川崎病など)を数多く経験し、喘鳴の聴診や脱水状態での点滴留置など基本的な手技に習熟する。先輩医師の指導のもとで腰椎穿刺や腸重積症の整復も行います。
当院小児科で2ヶ月間の研修をおこなうことで点滴留置などの手技は飛躍的に上達し、気管支喘息や肺炎など小児科で一般的な疾患の診断と初期治療計画を立てることが可能になります。

後期研修

入院患者の主治医として、多彩な疾患を経験します。当院では比較的難しい疾患や珍しい疾患を積極的に若手医師に経験してもらい、上級医師とともに診療しカンファランスを行いながら学習します。重症患者をひとりの主治医が抱え込むことなく複数の医師が診察することで治療に様々な意見が取り入れられることと、主治医の疲弊を防ぐメリットがあります。
専門分野の勉強、学会発表なども積極的に推奨します。
当院では研修医教育の一環として救急に力を入れています。重症患者の評価と治療を速やかに行うことで、臨床能力を向上させることが可能です。この場合も必ず上級医師がサポートすることで、若手医師も安心して重症患者の診療をおこなうことができます。

臨床指標

年間症例数

取扱い症例2013年度2014年度2015年度
肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎 425 533 547
体液・電解質・酸塩基平衡障害 245 24 26
インフルエンザ、ウイルス性肺炎 270 251 173
ウイルス性腸炎 151 365 387
未熟児、低出産体重児 159 208 236
上気道炎 148 144 160
食物アレルギー 152 225 147
喘息 141 206 276
熱性けいれん 94 100 98
急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 76 86 84

新入院患者数

 2011年度2012年度2013年度2014年度2015年度
年間総数 2,915 3,242 2,808 3,015 3,034
月平均件数 242.9 270.2 234.0 251.3 252.8

時間外患者数

 2011度2012年度2013年度2014年度2015年度
年間総数 9,981 10,303 22,400 13,266 12,648
月平均件数 831.8 858.6 1,866.7 1,105.5 1,054.0

川崎病入院患者数

 2011年度2012年度2013年度2014年度2015年度
年間総数 35 32 56 38 54
月平均件数 2.9 2.7 4.7 3.2 4.5
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