診療体制

腎臓内科・腎血液浄化科

  • 概 要
  • 主な対象疾患と診療内容
  • 医師紹介
  • 臨床指標
  • 血液浄化・
    透析センター
  • 外来担当表

特徴

腎臓を通して全身を診ます

腎臓疾患一般および他の内科疾患の急性腎不全や慢性腎不全に対して 血液透析療法を行っています。
また急性肝不全、薬物中毒に対しては、血漿交換療法や血液吸着療法を行っています。

腎臓病の方や腎臓に不安がある方などに、腎臓のはたらきや守り方、日常生活での注意点などを専門のスタッフからお話する「腎臓病教室」を開催しています。

腎臓病教室

あなたの腎臓を守りたい!
そう願う当院の専門スタッフがレクチャーします。
学んで実践して、腎臓に未来を!

さまざまな視点から「腎臓」について学んでいただく講座です。
腎臓病とは、浮腫、シャント(透析用の血液の出入口)を取り扱うための手指衛生、食事療法、リハビリなど、医師・薬剤師・看護師・管理栄養士・理学療法士からお話します。

動画による視聴が可能です。
以下のリンク先をクリックしますと腎臓病教室の動画をご覧いただけます。

プログラム内容(2023年度版)
  1. 慢性腎臓病を知ろう
    https://youtu.be/11FLlfFQpOM
  2. 血液透析って何?
    https://youtu.be/Azhap864efU
  3. 腹膜透析(PD)
    https://youtu.be/cEsBGoURJPs
  4. 腎移植について
    https://youtu.be/7FsFuRpxOM0
  5. 食事療法 カリウム制限について
    https://youtu.be/lXLDA5OxHRM
  6. 注意すべき薬剤について
    https://youtu.be/Cj0bvWfgGxY
  7. 腎生検について
    https://youtu.be/KT6SBdxWKqI

【過去の再生リスト】

2022年度版 https://qr.paps.jp/GivUK

2021年度版 https://qr.paps.jp/vlpXS

地域の先生方へ

このような方をご紹介ください

例えば

  • 尿検査異常や血液から
  • 腎機能障害のある患者さま
  • 浮腫でお困りの患者さま など

主な対象疾患

  • 糸球体疾患(腎炎、血管炎、IgA 腎症、ネフローゼ症候群、膠原病、糖尿病など代謝疾患・感染症に伴う腎障害)
  • 慢性腎臓病(CKD)、尿細管・間質疾患、血管系疾患(腎硬化症・血栓性細小血管症)
  • 尿細管機能異常症
  • 水・電解質代謝異常
  • 腎尿路感染症
  • 妊娠高血圧症候群などの腎臓疾患全般の診療
  • 急性腎不全と多臓器不全に対する急性血液浄化やアフェレーシス療法
  • 慢性腎不全の血液透析・腹膜透析導入
  • 長期透析患者さまの合併症予防・管理 など

主な診療内容

  • 腎疾患管理:開業医の先生方の併診により、腎不全治療に関する、降圧薬や利尿薬の管理、および腎性貧血に対する赤血球造血刺激因子製剤(ESA)などにつき調節のお手伝いをさせていただきます。
  • 腎疾患の確定診断:異常値や浮腫に対して、腎生検の実施および顕微鏡を覗いて診断し、治療法を選択しています。
  • 栄養指導・薬剤調節などを行い、紹介医院との併診可能な外来通院を目指します。
  • 腎不全代替療法の選択肢を拡大するため、腹膜透析も導入しています。カテーテル挿入術を当院で行い、外来腹膜透析管理を施行します。
  • Cr 値により身体障害申請を行います。
  • 難病指定の多発性嚢胞腎の治療薬は、当院でも対応可能です。

血液浄化療法

急性血液浄化療法

  • 一時的な血液透析
    適応:急性腎不全、高K血症、薬物中毒、横紋筋融解症など
  • 持続的血液濾過透析(CHDF)
    適応:術後急性腎不全
  • 血液交換療法
    適応:劇症肝炎、重症急性肝不全、ギランバレー症候群
  • 血液吸着療法
    適応:高ビリルビン血症、薬物中毒、敗血症
  • 白血球濾過法
    適応:潰瘍性大腸炎
  • 腹水濾過濃縮再静注療法
    適応:肝硬変

 

腎不全教育入院

腎臓食にご不安のある患者さまに「3泊4日の腎不全教育入院」を用意しています。入院での腎不全食を体験していただき、管理栄養士による栄養指導、その他、薬剤調節、24時間蓄尿検査の実施、血液透析・腹膜透析の見学などを行います。

管理医師

志水英明 大同病院副院長/部長

Dr. Hideaki SHIMIZU
所属学会
日本腎臓学会、日本透析医学会、日本内科学会、日本リウマチ学会、日本高血圧学会、日本感染症学会、アメリカ腎臓学会、アメリカ内科学会(ACP)
資格
日本腎臓学会認定指導医・腎臓専門医、日本透析医学会認定透析指導医・専門医、日本リウマチ学会認定リウマチ専門医、日本内科学会認定総合内科専門医、日本医師会認定産業医
公職
日本腎臓学会評議員、名古屋大学腎臓内科招へい教官、名古屋大学医学部臨床准教授、香川大学医学部 循環器・腎臓・脳卒中内科学非常勤講師、ACP日本支部 Doctor's Dilemma企画
専門領域
腎疾患一般、内科疾患一般

スタッフ医師

河田恭吾
所属学会
日本腎臓学会、日本透析医学会、日本内科学会、日本感染症学会
資格
日本腎臓学会認定腎臓専門医、日本透析医学会認定透析専門医、日本内科学会認定内科医、厚生労働省緩和ケア研修修了医
専門領域
腎疾患一般、血液透析
成瀬佑季
所属学会
日本内科学会、日本透析医学会、日本腎臓学会
資格
日本腎臓学会認定腎臓専門医、日本透析医学会認定透析専門医、日本内科学会認定内科医、厚生労働省緩和ケア研修修了医
専門領域
腎疾患一般、血液透析
早川拓人
所属学会
日本内科学会、日本腎臓学会、日本透析医学会
資格
日本専門医機構認定内科専門医、厚生労働省緩和ケア研修修了医
専門領域
腎疾患一般、血液透析
松岡大樹
所属学会
日本内科学会、日本腎臓学会、日本透析医学会
資格
日本専門医機構認定内科専門医
専門領域
腎疾患一般
光崎禎朗
所属学会
日本内科学会、日本腎臓学会、日本透析医学会、日本リウマチ学会
専門領域
内科、腎臓内科、リウマチ科
安達翔平
所属学会
日本内科学会、日本腎臓学会、日本透析医学会
専門領域
腎疾患一般
平松優奈
専攻医
所属学会
日本内科学会、日本腎臓学会
専門領域
腎臓内科
田口貴士
専攻医
所属学会
日本内科学会、日本腎臓学会
専門領域
腎臓内科
伊藤伽歩
専攻医
専門領域
腎臓内科
小出滋久
非常勤
資格
(藤田医科大学病院腎臓内科 准教授)
山本幸一郎
非常勤
所属学会
日本腎臓学会、日本透析医学会、日本内科学会、日本リウマチ学会
資格
日本透析医学会認定透析専門医、日本内科学会認定内科医
専門領域
腎疾患一般、血液透析

臨床指標

実績

2021年度 2022年度 2023年度
維持透析導入患者数 血液37
腹膜2
血液52
腹膜2
血液49
腹膜5
ICU透析件数 16 19 25
血漿交換数(PE) 3 1 0
白血球吸着療法(GCAP)例数 5 4 7
腹水ろ過濃縮 例数 7 3 21
持続的腎代替療法(CRRT)例数 13 15 14
エンドトキシン吸着療法(PMX)例数 1 2
内シャント手術数 70 84 72
経皮的内シャント血管拡張術(PTA)数 132 240 276
腎生検件数 29 32 35

血液浄化・透析センター

透析センター

外来透析では、8:30~20:00(1日2クール)の時間で稼動しています。入院透析手術後、重症患者さまの緊急透析および導入患者さまの透析を行っています。患者さまに充実した透析生活を送っていただけるように、受け持ち看護師による水分管理、食事指導、シャント管理、フットケアなどの患者指導にも力を入れ、家族的な雰囲気の中で患者さまとともに透析治療を行っています。

透析室では、独自の研修プログラムを作成し、看護師の指導に当たっています。また、透析従事者研修に出席し、院外研修会への参加も積極的に行っています。

 

  • ベッド数:24床

外来担当表

午前 早川 拓人
伊藤 伽歩
(隔週)
志水 英明 光崎 禎朗 田口 貴士
(隔週)
河田恭吾
笠原 理夏
(隔週)
小出滋久 交代制
午後

予約電話番号: 052-611-6265

※変更する場合がありますので、事前に電話にてご確認ください。

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