予防接種センター
小児肺炎球菌(バクニュバンス)
- 小児期
15価小児用肺炎球菌ワクチン(商品名:バクニュバンス)
接種回数・接種量
接種対象 | 接種回数 | 接種量 | |
定期接種 | 2カ月~5歳未満 | 2カ月齢~7カ月齢未満開始 初回4週間隔 3回 初回追加 3回目接種後60日以上空けて 1歳以降1回 |
0.5ミリリットル皮下接種または筋肉内接種 |
7カ月齢~12カ月齢未満開始 初回4週間隔 2回 初回追加 3回目接種後60日以上空けて 1歳以降 1回 |
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12カ月齢~24カ月齢未満開始 1回目接種後 60日以上空けて2回目 |
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2歳以上5歳未満開始 1回のみ |
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任意接種 | 2カ月~6歳未満 | 定期接種と同じ | 0.5ミリリットル皮下接種または筋肉内接種 |
小児肺炎球菌ワクチンについて
- 小児の中耳炎、肺炎、菌血症、細菌性髄膜炎などを起こす主な原因菌です。 肺炎球菌感染によるこれらの病気で重篤な状態になる場合もあります。肺炎球菌は、多くの子どもの鼻やのどにいる、身近な菌です。普段はおとなしくしていますが、子どもの体力や抵抗力が落ちたときなどにいつもは菌のいないところに入り込んで、上に書いたような病気を引き起こします。
- 2010年に7価肺炎球菌ワクチンが導入され公費助成開始、また2013年度からは定期接種が開始されました。2013年11月からは7価ワクチンの代わり13価ワクチンが使用されるようになりました。さらに2024年4月からは15価ワクチンが使用できるようになりました。 肺炎球菌ワクチン接種の導入後、肺炎、髄膜炎等に罹る子どもの数は減っていますが、肺炎球菌には90種類以上の型があり、Hib感染症ほどは減少していません。また薬剤耐性菌も増えていることから、今後も早期の接種が大切なものの一つです。
副作用他
- 接種部位の腫れ、痛み、発熱などがみられることがあります。数日で軽快していきます。
- 副反応が起こる頻度は他のワクチンより多いです。
愛知県の広域予防接種事業について
愛知県内の他市町村在住の方も、お住いの市町村で手続きをして広域連絡票をお持ちでしたら、当センターにて定期接種として接種できます。
だいどうクリニック予防接種センター
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