予防接種センター

水痘(みずぼうそう)

  • 小児期
  • 成人期
  • 海外渡航時

水痘(みずぼうそう)ワクチン

接種回数・接種量

  接種対象 接種回数 接種量
定期接種 1~3歳未満 2回 0.5ミリリットル皮下接種
任意接種 1歳以上 1回 0.5ミリリットル皮下接種

水痘(みずぼうそう)ワクチンについて

  • 接種後1~3週間頃に、発熱、発疹することがありますが、数日で消失します。
  • 水痘の方に接触した場合、48時間以内に接種すると発症が予防できることもあります。

成人の方、渡航される方へ

  • 麻しん、風しんと同様に、アジアなどでは流行がみられ、日本でも流行が起こります。
  • 成人になってからかかると重症となることがあります。また妊娠初期にこれらの病気に罹ると胎児に影響が出る危険があります。
  • 妊娠を希望される女性と周りの方、妊婦の周りの方、海外に行かれる方は、抗体検査を行い、抗体の低い場合接種をお勧めします。

愛知県の広域予防接種事業について

愛知県の他市町村在住の方も、お住いの市町村で手続きをして広域連絡票をお持ちでしたら、当センターにて定期接種として接種できます。

帯状疱疹予防ワクチンとして

50際以上の方へ

水痘にかかったことのある方の帯状疱疹予防としての効果が認められています。50歳以上の方は接種可能ですので、接種をお勧めします。
名古屋市在住の方は、50歳以上の方に帯状疱疹予防の助成があります(2020年3月〜)。

 

帯状疱疹とは

 体の片側の一部にピリピリとした痛みが現れ、その部分に水ぶくれを伴う赤い発疹が出現する病気です。水ぼうそうに罹ると治った後もそのウイルスが体の中に潜んでいて、免疫力が落ちた時に発症します。日本人成人の90%以上が帯状疱疹になる可能性があり、80歳までに3人に1人が発症すると言われています。特に50歳代から発症しやすくなります。

 帯状疱疹が頭部、顔面に出ると、目や耳の神経が障害され、めまい、耳鳴りなどの合併症、重症化すると視力低下や顔面神経痛など重い後遺症が残ることがあります。また帯状疱疹が治った後も長期に痛みが残ることがあり、帯状疱疹後神経痛(PHN)と言われています。50歳以上で帯状疱疹になった場合、約2割がこのPHNになると言われています。

帯状疱疹の予防

帯状疱疹を予防するワクチンがあります。

帯状疱疹予防
(水痘)
帯状疱疹予防
(シングリックス)
ワクチンの種類 生ワクチン 不活化ワクチン
接種回数 1回

2回(2カ月後に2回目)
遅くとも6カ月後までに接種
予防効果 50〜60% 90%以上
持続期間 5年程度 9年以上
副反応 接種部位の痛み
腫れ、発赤
3日~1週間で消失
接種部位の痛み
腫れ、発赤
3日~1週間で消失
料金 8,000円+税
(2020.3~名古屋市助成利用
自己負担金4,200円)
20,000円+税/回
(2020.3~名古屋市助成利用
自己負担金10,800円/回)
長所 ・1回で済む
・値段が安い
・免疫が低下している方にも
接種できる
・予防効果が高い
・持続期間が長い
短所 ・免疫が低下している方には接種できない
・持続期間が短い
・痛い
・2回接種が必要
・値段が高い

 詳しくは 予防接種センターのスタッフまでお尋ねください。

だいどうクリニック予防接種センター

ご予約のお問い合わせ(直通)

平日8:30~17:00まで
土曜日8:30~14:00まで

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