予防接種センター
DPT-IPV-Hib5種混合、DPT-IPV4種混合
- 小児期
DPT-IPV-Hib(ジフテリア,百日咳,破傷風,ポリオ,Hib)5種混合ワクチン
接種回数・接種量
接種対象 | 接種回数 | 接種量 | |
定期接種 | 生後2~90カ月未満 | 1期:3~8週間隔で3回 1期追加:1期3回目接種後12~18カ月 |
0.5ミリリットル皮下接種 または 筋肉内接種 |
任意接種 | 生後2カ月~ |
DPT-IPV-Hib(ジフテリア,百日咳,破傷風,不活化ポリオ,インフルエンザ菌b型)5種混合ワクチンについて
- DPT―IPV(ジフテリア、百日咳、破傷風、不活化ポリオ)とHib(インフルエンザ菌b型)の5種類の混合ワクチンです。
- 2024年4月1日から5種混合ワクチン(DPT-IPV-Hib)が定期接種として使用できるようになりました。以前にDPT―IPV(ジフテリア、百日咳、破傷風、不活化ポリオ)とHib(インフルエンザ菌b型)を接種されている方は、同じワクチンで接種を続けます。
- Hibは乳幼児の細菌性髄膜炎の原因の半分以上を占めていました。Hib髄膜炎は5歳未満の乳幼児に多く、日本での発症は年間少なくとも600人と報告されていました。Hib髄膜炎にかかると1カ月くらいの入院と抗生剤による治療が必要になりますが、治療を受けても約5%が死亡し、約25%に発育障害、てんかんなどの後遺症が残ります。
- 2008年にHibワクチンが導入され、2010年には公費助成の開始、また2013年度からの定期接種開始に伴い、Hib髄膜炎にかかる子どもは現在ほぼ0人となっています。HibワクチンはHib感染症に高い予防効果が認められています。
副反応ほか
- 接種部位が腫れることがありますが、1週間ぐらいで軽快してきますので様子を見てください。腫れがあまりにひどい時は、冷湿布をするか小児科を受診してください。
- 接種回数が増えるにつれ、腫れやすくなります。
- ごくまれに接種部位の皮下に小さなしこりができる場合がありますが、数カ月で自然に治癒していきますので、様子を見てください。
DPT-IPV(ジフテリア,百日咳,破傷風,不活化ポリオ)4種混合ワクチンについて
DPT(ジフテリア、百日咳、破傷風)と不活化ポリオの4種類の混合ワクチンです。
接種対象 | 接種回数 | 接種量 | |
定期接種 | 生後2~90カ月未満 | 1期:3~8週間隔で3回 1期追加:1期3回目接種後12~18カ月 |
0.5ミリリットル皮下接種 |
任意接種 | 生後2カ月~ |
Hib(インフルエンザ菌b型)ワクチンについて
こちらをご覧ください。
愛知県の広域予防接種事業について
愛知県の他市町村在住の方も、お住いの市町村で手続きをして広域連絡票をお持ちでしたら、当センターにて定期接種として接種できます。
渡航される方へ
ポリオのリスクのある国への渡航するときに、破傷風を含む混合ワクチンとして接種することがあります。
だいどうクリニック予防接種センター
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