予防接種センター
外傷時のワクチン接種
- 海外渡航時
- 暴露後接種
破傷風
土壌中の破傷風菌の感染により起こります。転倒時の事故、土いじりによる受傷部位からの感染が多いといわれています。
1968(昭和43)年からは小児期の定期接種の中に含まれていますが、免疫を維持するには定期的な追加接種が必要です。
特に1968(昭和43)年以前の生まれの方は免疫がありませんので、受傷時には接種が必要です。
基礎免疫のない(今までに破傷風ワクチンを3回以上接種したことのない)方
外傷時に傷の手当と破傷風ワクチン1回目を接種します。1カ月後に2回目、その半年から1年後に3回目を接種します。 外傷時の破傷風ワクチン接種は健康保険適応です。
基礎免疫がある(今までに3回以上は破傷風ワクチンを接種したことのある)方
外傷時に傷の手当てを受けます。最後の接種から10年以上(感染のリスクが高い場合5年以上)経っている場合は 破傷風ワクチンを1回追加接種として接種します。
狂犬病
日本では1957年を最後に国内の感染例はありませんが、海外では現在も見られる病気です。
最近では2006年に海外で犬に噛まれ、暴露後接種を行わなかった2例があります。
一旦発症してしまうと致死率はほぼ100%ですので、迅速なワクチン接種と傷口の処置が必要です。
海外で犬などに噛まれた場合、第1回目を0日として、以降3、7、14、28日の計5回筋肉内接種します。
噛まれた場合の狂犬病ワクチン接種は健康保険適応です。
だいどうクリニック予防接種センター
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