健診センター

脳検査(旧・脳ドック)

特徴

がん・心筋梗塞と共に、日本人の三大死因ともなっている脳血管疾患。突然発症して命を奪ったり、言語障害や麻痺などの重い後遺症を残すことも少なくありません。しかし病気自体は突然発生するわけではありません。多くの場合、脳に何らかの潜在的な異常があり、それが引き金となってあるとき発症するのです。
当院の脳検査はそうした異常を、まだ症状となって表れていない段階で発見することを目的とした検査です。

※旧「脳ドック」を人間ドックや定期健康診断と合わせて受診しやすいようにプログラム改定いたしました。

当健診センターの脳MR検査

検査項目:脳MRとくびの血管検査

  • 脳MR検査(頭部MRI・頭部MRA)
  • 頚動脈超音波

 

  1. MRI装置(シーメンス社製1.5T)を使用します。
  2. 専門医(*)による読影、診断を行います。
  3. 精査が必要な場合は、「だいどうクリニック」での対応が可能です(保険診療となります)。

*日本神経学会神経内科専門医、日本医学放射線学会放射線科専門医、日本脳外科学会脳神経外科専門医の資格を有する医師が対応します。

料金と検査項目

料金

項目 所要時間 料金(税込)
脳MRI・MRAとくびの血管検査 単独受診 約1時間 33,000円
人間ドック、協会けんぽ健診とセット受診 約2.5時間 25,300円
脳MRI・MRA検査のみ 単独受診 約45分 25,300円
人間ドック、協会けんぽ健診とセット受診 約2時間 19,800円

人間ドック、協会けんぽ健診の費用が別途かかります。

どんな検査か?

頭部MRI・MRAとは

MRI(磁気共鳴画像)は、強い磁石と電磁波を使って体の中の様子を断面画像として映し出すことができます。CTとは異なり、骨や空気による画像への影響を受けないため、頭蓋骨に囲まれた脳や脊髄、骨盤内にある臓器を診るのに適しています。MRAは、MRI装置を利用した血管撮像のことです。X線による検査とは異なり、造影剤を使わなくて良いこと、被ばくがないことが特徴です。
症状のない脳こうそく脳腫瘍くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤の有無などを評価することができます。

 

受診にあたっての注意事項

  • MRI機器は測定時に大きな音が発生します。また、閉塞感を感じますので検査にあたっては十分な説明をいたします。
  • 強い磁場が発生するため、ペースメーカーを装着している方など、検査を受けられない場合もあります。
  • 結果判明後の専門医による結果説明は、2020年1月より行っておりません。
  • MRI画像

  • MRA画像

頚動脈エコーとは

超音波(エコー)を用いて総頚動脈を診ることで、動脈硬化を評価します。

 

脳動脈瘤について知ろう!

「あなたもすでに持ってるかも!?怖い!脳動脈瘤のお話」

2021年7月に開催したオンライン市民公開講座の動画をご覧いただけます。
アタマの中に、ひっそりと生まれ育つ血管のコブ。症状が出たときには既に手遅れであることも少なくありません。その予防と対処の選択肢について、お話しています。

大同病院・だいどうクリニック 脳神経外科部長 辻内高士先生

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月曜日~金曜日8:30~17:00まで
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