当院について
ごあいさつ
ごあいさつ
理事長より
社会医療法人宏潤会は、1939年に設立された大同病院を中心として、地域の高度急性期医療を担うべく成長してまいりました。われわれの目指すところは、地域社会から選んでいただける質の高い医療・介護を提供し続けること、そのために高度急性期医療を追求し、地域の医療・介護施設と連携し地域最高の包括ケアネットワークを構築することです。医療の世界は日進月歩であり、日々新しいエビデンスが生まれ、新しい治療法が誕生しています。われわれは、地域社会のためになるのであれば、積極的に新しい医療を取り入れたいと考えています。一方で、患者さまの生活は急性期の疾病が治癒した後も続きます。その後の生活にも心を配り、地域の医療・介護施設と連携することが必要です。
団塊世代が後期高齢者となる2025年問題を経たのちも、国の課題である少子高齢化社会は医療機関の課題でもあります。厳しい国家財政の中で、わが国の素晴らしい医療提供制度を維持するために、大きな変革が実行されています。われわれは医療の原点である急性期医療のさらなる高みを目指し、より広い視野で地域医療を考えたいと思います。「ひとを救い、サポートする」という医療の本質は、未来永劫(えいごう)変わることがないからです。
当法人は、高度急性期医療の要である「大同病院」、専門外来診療とかかりつけ医の架け橋となる「だいどうクリニック」、地域医療・介護と連携する「大同老人保健施設」「大同訪問看護ステーション」「大同居宅支援事業所」、そして地域医療を担う「中央クリニック」「大同みどりクリニック」「内田橋ファミリークリニック」を運営しており、総勢1,200名を超える職員が地域社会に貢献することを目標としています。今後も大同病院が地域の救急急性期医療の中核となり、法人の各施設が地域医療、介護、健康管理にさらなる貢献ができるよう、健全な運営を行ってまいります。
引き続き皆様の暖かいご支援をよろしくお願いいたします。
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社会医療法人 宏潤会
理事長 宇野 雄祐
院長より
大同病院はここ数年で大きく変革してまいりました。同時に、地域医療を取り巻く環境も急速に変化してきています。国の政策では、団塊の世代が後期高齢者となる2025年に向け、地域医療機関の機能分化が進みます。
社会医療法人宏潤会は、あらゆる機能を有した事業所を運営しています。大同病院は、Patient Firstを貫き、救急・高度急性期医療を追求しています。そのためには、24時間・365日、地域の皆様に医療を提供する必要があります。高度急性期医療を担う地域の中核病院として最新医療機器の導入、各診療科の充実に一層力を注ぎたいと思います。だいどうクリニック・中央クリニック・大同みどりクリニック・内田橋ファミリークリニックではかかりつけ機能の一旦を担う外来診療、健診センターでは予防医療に努めています。特に、だいどうクリニックでは地域かかりつけ医と連携しながら、より専門的な外来機能を果たすことを目指していきます。大同老人保健施設・大同訪問看護ステーション・大同居宅介護支援事業所では国の重要課題でもある在宅診療を含めた介護事業の機能強化に努めていきます。
宏潤会は、皆様の住み慣れた地域で急性期から慢性期そして在宅診療・介護を含めた切れ目ない医療を提供します。そのためには、宏潤会が所有する機能だけではなく、地域医療機関との連携がますます重要となります。地域最高の包括ネットワークを確立することにより、地域の皆さまがこの地区でずっと安心して医療が受けられるよう、信頼と満足を追求し続けたいと思います。
今後もご指導、ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
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大同病院
院長 野々垣 浩二