EVENT

地域包括ケア映画上映研修会

認知症ケアと地域共生のまちづくりを語り合おう

映画「折り梅」上映と対談講演会

まだ「認知症」という言葉がなく、「痴呆」と呼ばれていた20世紀の終わり。 介護保険制度もようやくできたばかりだったころ、ひとびとは今と同じ悩みを抱えていました。 そして心あるひとたちは、人間らしさを大事にした、温かい地域のつながりのなかで生きていました。

夫婦と子供二人。どこにでもいるごく普通の家族。 そしてよくある話と同様、独居となった夫(三男)の母を呼び寄せ、同居することとなりました。母が越してきて間もなく、異変が起こり始めます。彼女の病名は「アルツハイマー病」。 家族では抱えきれず、いったんは施設入所を決めますが、そこへ向かう途中に姑と心ふれあった嫁は、在宅で面倒をみることを決意したのです。

あるデイケア施設との出会いから、ギスギスしていた家族皆が少しずつ変わり始めます。そしてまわりに迷惑ばかりかけて自信を喪失していた本人に、素晴らしい才能が花開きます。

吉行和子、原田美枝子、トミーズ雅、加藤登紀子ら豪華キャストで描く、名古屋のベッドタウン豊明で実際にあった心温まる物語。

今回は、映画上映後に原作「忘れても、しあわせ」(日本評論社、1998年)の著者 小菅もと子さんと、愛媛県南宇和郡愛南町にある御荘診療所で精神科医として診療する傍ら、地域共生のまちづくりに取り組む長野敏弘先生の対談を通して、皆で語り合いたいと思います。

ぜひご参加ください。

開催要項

日時
11月9日(土)
14:15〜17:00(開場13:30)
場所
だいどうクリニック5階講堂
上映映画
「折り梅」(松井久子監督/2001~2002年)
講師
小菅もと子さん(原作「忘れても、しあわせ」著者)
長野敏弘先生(公益財団法人正光会 御荘診療所 院長)
申込方法
お名前、ご連絡先、お住いの地域を下記のいずれかの方法でお知らせください。医療・介護・福祉関係の方はご所属と職種も記載していただけるとありがたいです。
・ファックス:添付のチラシ裏面に必要事項をご記入のうえお送りください。
・Googleフォーム:こちらののリンク先に必要事項をご記入のうえお送りください。
・メール:タイトルを「地域包括ケア映画上映研修会申し込み」として、必要事項をご記入の上こちらまでお送りください。
定員
100名

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