学術講演会・研修会

認知症カフェ運営者勉強会「ふらっとよってかたり~の」

認知症カフェ運営者勉強会「ふらっとよってかたり~の」

大同老健「ふらっとよってカフェ」、大同みどりクリニック「かたり~の」。このふたつの認知症カフェを運営するスタッフが中心に、より充実のカフェ運営をめざし、研鑽を積んでいます。

日時
2019年8月8日(水)16:00~17:00
場所
大同老健1階デイルーム
講師
地域包括ケア部 石原千洋子
大同老健職員、大同みどりクリニック職員
対象者
認知症カフェ運営者

認知症カフェを“高齢者サロン”化させない

大同老健の「ふらっとよってカフェ」、大同みどりクリニックの「かたり~の」。
ともに2018年春に立ち上がった認知症カフェです。

「ふらっとよってカフェ」は、毎月1回ハンドクラフト(手芸工作)のワークショップを中心に、認知症やその他の医療や健康についての講座を交え、30人以上の地域の方々にお越しいただき、楽しい雰囲気で開催しています。
「かたり~の」は毎週開催。医療・健康講座、ゲームや体操などを行い、ときにはスペシャルゲストの講演も開催し、好評です。

 

この現状に満足せず、より地域の認知症ケア支援に貢献できるよう、定期的に開催しているのがこの勉強会。

3回目となる今回は、「認知症カフェ企画・運営マニュアル」(ベレ・ミーセン、矢吹知之 編著)元に、「認知症になっても安心できる地域」を支えることについて、大同老健認知症カフェ委員、みどりクリニック認知症カフェ運営職員で一緒に考え、意見を出し合い、課題、取組、実施プランを明らかにするワークショップを行いました。

認知症カフェが地域の高齢者サロンと化してしまうことは、起こりがち。ただ予備軍となりうるひとたちが集う場ではなく、実際の「認知症の方やその家族が、地域の人や専門職と相互に情報を共有し、お互いを理解し合う認知症カフェ等の設置を推進する※」場として創出することをめざしていきます。

※2015年新オレンジプラン(厚生労働省・認知症施策推進5カ年計画)より

 

 

ページトップに戻る