学術講演会・研修会
認知症サポーター養成講座
認知症サポーター養成講座
認知症に対する正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の人やその家族に対してできる範囲で手助けする認知症サポーターを、法人内で養成しています。
- 開催日時
- 7月16日(火)、30日(火)、8月9日(金) 15:30~17:00
- 講師
- 石原千洋子(社会医療法人宏潤会 経営企画部/地域包括ケア部・認知症サポーター養成講座キャラバンメイト)
- 対象
- 法人職員(今回は主としてPSC・クリニック・大同老健事務、ナースエイド、看護補助員)
開催報告:認知症サポーター増殖中
「認知症に対する先入観があった。そう気づけた講義でした。認知症の方は一人ひとり皆違います。マニュアルにとらわれず、個々の患者さん・利用者さんの“その人らしさ”を大切に、応対していきたいと思いました」
「誰でも認知症になる可能性があること、認知症の人自身が、他の認知症の人を支えることができるなんて、ステキだと思いました」
「決して他人事ではなく、自分のこととして考えつつ、人に対して優しい対応をしていけるとよいと思いました」
こんな感想が寄せられた、認知症サポーター養成講座終了後のひととき。
認知症に対する正しい知識と理解を持ち、地域で認知症の人やその家族に対してできる範囲で手助けする「認知症サポーター」として認定された証である「オレンジリング」を手に、大同病院の入院患者さんや大同老健の入所者さんをサポートする非医療専門職たち(看護補助員、ナースエイド、事務員など)が、新しい気づきを得た充実感をにじませていました。
大同病院は急性期病院。
「認知症」はどちらかというと医療よりも介護の問題とされがちですが、超高齢化に伴い、入院患者さんが認知症であるケースも増えています。また、高齢者の5人に1人は認知症になると言われる時代、そうなった人たちの支援は地域社会の課題でもあります。
宏潤会では、地域最高の包括ケアネットワークを築くため、職員一人ひとりの、医療・介護の垣根を越えたシームレスなケアへの気づきを喚起し、法人内で主として非医療専門職を対象に、そのサービス向上のために、一般向けの「認知症サポーター養成講座」を繰り返し開催しています。看護師や介護系のスタッフについても、地域のひとの目線に立つことや学びなおし・知識のフォローアップなども目的として受講できます。
講師を務めるのは、当法人経営企画室/地域包括ケア部に所属する石原千洋子。
認知症サポーター養成講座の講師資格である、認知症サポーターキャラバンメイトです。
彼女は、なぜかいつも浴衣で登場します。
ドキッとするものです。
素敵なエピソードが隠されたその理由は講座で語られます。
これからも、”だれもが認知症の人を支えられる”ことをめざして、取り組んでまいります。
認知症サポーター養成講座のお問い合わせは、お住まいの地域の地域包括支援センター・名古屋市いきいき支援センターまでお願いします。
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