学術講演会・研修会

2019年度 院内全体ハートコール訓練

2019年度 院内全体ハートコール訓練

「ハートコール」とは一般的にいう「Code Blue要請」のこと。
いざというときに備える、院内の模擬訓練です。

開催日
2019年7月20日(土)
対象者
全職員

Code Blueに備える

大同病院の「ハートコール」とは、一般的に「Code Blue」と呼ばれる院内救急のシステムおよび院内職員を招集するためのコールを指します。

「ハートコール」では、病棟や外来、その他当院の敷地内のどこにおいても、患者さまだけでなくご家族、お見舞いの方、職員など対象を問わず、急変し、心停止・呼吸停止、あるいはそれに準ずる状態となったときに緊急救命活動が行われます。
職種を問わずできるだけ多くのスタッフが駆けつけ、あらかじめ決められたプロトコルに従って心肺蘇生などを行います。

緊急時対応には、日ごろからの準備が大切。救急医療に携わる医師や看護師だけでなく、コメディカルや事務スタッフも含めての訓練が行われました。

心肺停止状態の患者を発見して院内にコールを発するところから、心臓マッサージやアンビューバッグを使用した人工呼吸など一連の処置を、迅速かつ安全に実施するにはどうしたらいいか。3回繰り返されたセッションうち、初めは大事なポイントを抜かしてしまったり、とまどいを感じたスタッフも、徐々に流れを理解し正しい行動をとれるようになりました。

 

この急性期病院として非常に重要な機能を、いつ、どんなときも発揮できるようトレーニングを積んでいきます。

 

 

  • 発見したスタッフが心臓マッサージを行いながら院内に召集をかけます。

  • 徐々にスタッフが集まり、交替しながら蘇生に手を尽くします。

  • セッション終了後、院長から講評を受け、もう一度訓練に臨みました。

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