学術講演会・研修会

第5回 だいどうリハ顔の見える地域ネットワーク会議

第5回 だいどうリハ顔の見える地域ネットワーク会議

病院、クリニック双方のセラピストが知っておくべき知識と、習得できれば極めて有用な技術について、つまみ食い的にご紹介したいと思います。そして、クオリティーの高い運動器診療には、エコーを利用した病態、所見、技術の可視化が大切です。本講演では、末梢神経を運動器障害の中心において考える臨床スタイルについて、症例を交えながら解説します。

開催日
2024年11月14日(木)
開催時間
18:00~19:30(開場17:30)
内容・講師
「末梢神経を基軸に運動器診療を見直そう」~病院・クリニックのセラピストに必要な臨床思考~
林 典雄先生(運動器機能解剖学研究所 所長)
参加費
無料
会場
だいどうクリニック5階講堂
対象
理学療法士・作業療法士・言語聴覚士 など
定員
100名
お申し込み
WEBお申し込みフォーム
申込期限:10月31日または定員になり次第
お問い合わせ
リハビリテーション科 工藤・村上 TEL.052-611-6261

がん患者さんのためのリハビリ

 去る11月8日、リハビリテーション科が主催・企画を担った第3回「だいどうリハ顔の見える地域ネットワーク研修会」が開催されました。

 今回は終末期に携わるリハビリテーション職種の方々を中心に訪問看護師、ケアマネージャー、その他地域医療に関わる方々の参加を得ることができ、定員を超過する嬉しい結果となりました。ご講義いただいたのは、がんのリハビリテーションの第一人者である静岡県立がんセンター理学療法士 増田芳之先生。そのお人柄からも伝わる、心こもるご講義内容でした。

 エビデンスに基づいたリスク管理についてのご講義に加えて、がん患者さんに関わる者にとって、重要な支持療法(患者心理の理解と把握, 心のサポートの大切さ)を学ぶ中で、大切な人を失った家族の人生を描いたアニメーションを見終わった参加者の目には涙があふれておりました。

 さらにがん患者さん以外にも役に立つ体力低下した方に対する、ベッドからの離床を促すテクニックもお教えいただき、そのシンプルかつ効果的な介助法に、参加者からは驚きとともに明日から使える手技として大変参考になったとの感想をいただきました。

 最後に、第4回研修会も2020年度に予定しております。地域医療・福祉に関わる皆様のお役に立つテーマで企画中です。今後ともだいどう顔の見えるネットワーク研修会をよろしくお願い申し上げます。

リハビリテーション科 科長 加藤芳司

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