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当院職員のコロナウイルス感染に関する最終報告
2020年3月19日にお伝えしました、大同病院病棟看護師の新型コロナウイルス感染についての最終ご報告です。
3月17日、1名の病棟看護師に新型コロナウイルス感染症の発症が確認され、3月18日に当該病棟の看護師全員と担当医師に対してPCR検査を実施したところ、1名の看護師に無症状ながらPCR陽性が確認されたことは、前回のご報告の通りです。
- 当該看護師が接触した可能性のある患者さまにつきましては、3週間以上の経過をみたうえで感染のないことを確認できました。
- 担当医師は、PCR検査陰性確認後すぐに職務復帰し、現在も新型コロナ感染症専用病棟で入院治療にあたっています。
- PCR陰性ながら念のために2週間以上自宅待機した看護師たちは、本日から職務復帰しています。
- 最初に記した2人の看護師に健康上の問題の無いことを、確認しております。
今回の病棟看護師への感染経路としていくつか考えられましたが、上記の経過観察期間をおいた結果、他疾患の診断で入院し後のPCR検査で新型コロナウイルス肺炎と判明した患者さまからの感染の可能性が高いと判断しています。
省みると、当時は、当院が新型コロナ感染症への対応を本格化する途中の時期でした。その後の取り組みについては別にご説明した通りであり、現在はコロナ専用病棟を設置して入院治療を行なっています。
新たな職員感染や、入院患者さまへの拡がりはないものの、今後も院内感染対策には十分注意を払い、地域のために診療を継続できるよう努力いたします。
ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。