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医療マネジメント学会で当法人の障がい者雇用について発表しました
宏潤会のダイバーシティ(多様性)
7月19、20日に名古屋市内で第21回日本医療マネジメント学会学術総会が開催されました。
医療マネジメント学会は、医療の質の向上をめざし、医療安全や医療連携、情報共有、病院運営など、いろいろな角度から現場の課題を研究・提案する学会です。
本年の学術総会では「私たちの働き方改革~良質で成熟した日本の医療をめざして~」がテーマに掲げられ、全国からさまざまな職種の医療関係者がたくさん集い、多くのシンポジウムや発表セッションが行われました。当院からも多くのスタッフが発表者として、聴講者として参加し、研鑽を深めました。
なかでも、19日に行われたミニシンポジウム「ダイバーシティの課題と展望」では、当法人理事長・宇野雄祐が、社会医療法人敬和会理事長・岡 敬二先生とともに座長を務め、当法人事務局部長・朝生和光が「当法人の障がい者雇用への取り組み」について発表しました。
当法人では近年、身体・知的・精神に障がいを持つ人の雇用を積極的に進めています。障がいの有無は関係なく労働力の確保がベースですが、最初は課題も多かったなか、行政のセミナー受講や他施設の見学、実習者の受入れ、そして実際に雇用した職員との面談を重ねることで、ハンディを持つスタッフにも活躍してもらえる環境づくりを進めてきました。
障がいは「病気」ではなく「個性」である。
その考え方のもと、これからも多様性を生かして、働きやすく、そして一人ひとりが成長できる組織づくりを進めてまいります。