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緩和ケアとACPの研修会を開催しました。

学術講演会2018年09月03日

緩和ケアセミナー

9月1日、「病院と地域をつなぐ緩和ケアセミナー」と題し、 地域の医療・介護に携わる方々と宏潤会のスタッフが参加しての緩和ケアとACP(アドヴァンスド・ケア・プランニング)の研修会を開催しました。
基調講演では、秋田大学医学部附属病院 緩和ケアセンターの安藤秀明先生から「緩和ケア」の基本と緩和ケアチームの活動について、 同じく秋田県の社会医療法人明和会 中通総合病院の緩和ケア認定看護師・舩水裕子先生から「ナースがつなぐ緩和ケア」について、 そして名古屋大学准教授でACP研究の第一人者である平川仁尚先生からは、ケアマネジメントの視点でのACPについて、ご講演いただきました。

「緩和ケア」というと、がん末期の疼痛緩和というイメージを持つ方も少なくないのではないでしょうか。
しかし、WHO(世界保健機構)は、以下のように定義しています。

「緩和ケアとは、生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に対して、痛みやその他の身体的問題、心理社会的問題、スピリチュアルな問題を早期に発見し、的確なアセスメントと対処(治療・処置)を行うことによって、苦しみを予防し、和らげることで、クオリティ・オブ・ライフ(QOL:生活の質)を改善するアプローチである」

つまり、身体が感じる痛みだけではなく、たとえば精神的な不安や大切なひとへの想い、社会的・経済的な心配など、病気によって引き起こされるさまざまな苦痛を和らげ、またはそれを事前に回避しようとする試みです。
これには患者さんにかかわるあらゆる職種の人たちが連携して、「がんかも?病気かも?」と感じて医療機関にアクセスしたときから、治療を終えるまで、あるいは人生の最後の段階にいたるまで支えていくことが望まれます。

またQOLの向上には苦痛の緩和に加えて、「その人らしく生きる」ということが関わってきます。
それは「よき最期を迎えること」(good death)にもつながります。

ACPとは、もしものときに備え、医療や介護の計画を立てておくこととされています。
もしものとき、病院に運んで欲しいか、どんな医療処置を施してほしいのか、といったことに目が行きがちですが、 それだけでなく、患者さん一人ひとりの生き方や人生の歴史(ライフ・ヒストリー)に着目し、 その人が好きなこと、大切な人に遺したいものは何かといったことを大事にしながら、患者さんの意志決定を支援していくことが必要となります。
治癒・延命を使命とする病院医療では、従来は後回しにされてきた分野でもありますが、地域包括ケアで患者さんの生き方を支援する現代の医療では、非常に大切です。

セミナーに引き続いては、「質的評価セミナー」として平川先生によるライフ・ヒストリー分析を体験するワークショップも行われました。
地域の医療・介護スタッフが顔をつき合わせてともに考えることで、地域包括ケアの質を上げていこう。そんな想いで開催した研修会でした。

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