高校生を対象にエイズについての講演を行いました
2017年10月17日
2017年10月6日、大同大学大同高校において、当院の医師が、エイズやHIV感染症に関する講演を行いました。
エイズ・HIV感染症の予防や診療を進めるためには、エイズやHIV感染症に関して偏見のない正確な情報を知っておく必要があります。
当院はエイズ診療拠点病院として、「HIV診療チーム」が中心となり、エイズ・HIV感染症に関する啓発活動を行っております。
今回、「HIV診療チーム」が高校生を対象に、啓発活動の一環としての講演会を行いました。
最初に、伊藤医師(血液・化学療法内科)より、大同病院の紹介、検診(特にがん検診)の重要性についてお話ししました。
続いて、松原医師(歯科口腔外科)より、エイズなどの性感染症についてQ&A形式で概説しました。
会場の大同高校体育館には、校長先生や先生方をはじめ、大同高校1年生469名が集合。
講演会中の生徒さんたちの真摯な表情からは、エイズに関わる問題に対する生徒さんたちの真剣さや興味が伝わってきました。
講演会終了後のアンケートでは「エイズのことをもっと知りたい。」「将来に関することなのでとてもためになり良かったです。」「正しい知識を知ることができてよかった。」「性感染症が自分だけの事ではないと感じた。」などの感想・意見をいただきました。
当院は今後も、エイズ・HIV感染症の診療のみならず、啓発活動にも尽力してまいります。
◆内容
「検診(がん検診)について」
講師:伊藤公人医師(大同病院 血液・化学療法内科 部長)
「エイズ・性感染症について」
講師:松原誠医師(大同病院 歯科口腔外科)