健診センター
脳ドック
特徴
がん・心筋梗塞と共に、日本人の三大死因ともなっている脳血管疾患。突然発症して命を奪ったり、言語障害や麻痺などの重い後遺症を残すことも少なくありません。しかし病気自体は突然発生するわけではありません。多くの場合、脳に何らかの潜在的な異常があり、それが引き金となってあるとき発症するのです。
脳ドックはそうした異常を、まだ症状となって表れていない段階で発見することを目的とした検査です。MRI・MRAと頚動脈エコーなどを実施します。
当健診センター脳ドックの特徴
- MRI装置(シーメンス社製1.5T)を使用します。
- 専門医(*)による読影、診断を行います。
- 脳ドック結果判明後の専門医による結果説明は、2020年1月より行っておりません。
- 精査が必要な場合は、「だいどうクリニック」での対応が可能です(保険診療となります)。
*日本神経学会神経内科専門医、日本医学放射線学会放射線科専門医、日本脳外科学会脳神経外科専門医の資格を有する医師が対応します。
料金と検査項目
料金
項目 | 所要時間 | 料金 |
---|---|---|
脳ドックのみ | 約2時間 | 44,000円 |
人間ドック+脳ドック(セット) | 約3時間 | 71,500円 |
※人間ドックのみの受診は38,500円(税込)です。
検査項目
頭部MRI・頭部MRA、頚動脈エコー
身体計測、血圧測定、血液検査、尿検査、心電図、胸部X線
検査時間:20分程度
受診にあたっての注意事項
- MRI機器は測定時に大きな音が発生します。また、閉塞感を感じますので検査にあたっては十分な説明をいたします。
- 強い磁場が発生するため、ペースメーカーを装着している方など、検査を受けられない場合もあります。
どんな検査か?
頭部MRI・MRAとは
MRI(磁気共鳴画像)は、強い磁石と電磁波を使って体の中の様子を断面画像として映し出すことができます。CTとは異なり、骨や空気による画像への影響を受けないため、頭蓋骨に囲まれた脳や脊髄、骨盤内にある臓器を診るのに適しています。MRAは、MRI装置を利用した血管撮像のことです。X線による検査とは異なり、造影剤を使わなくて良いこと、被ばくがないことが特徴です。
症状のない脳こうそくや脳腫瘍、くも膜下出欠の原因となる脳動脈瘤の有無などを評価することができます。
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MRI画像
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MRA画像
頚動脈エコーとは
超音波(エコー)を用いて総頚動脈を診ることで、動脈硬化を評価します。
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