当院について

「おもてなし通信」第11号(2026.01)

もくじ

  • 特集「The 麻酔~眠っているあいだに起きていること」
    安心・安全な手術を行うための、手術麻酔に迫る。
  • CLOSE-UP地域医療「乳がん」治療の地域拠点へ
    進化する大同病院の乳腺外科を紹介します。
  • Let’s脳トレ(解答)

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特集「THE 麻酔」

~眠っているあいだに起きていること~

めったに経験することのない手術。
身体にメスを入れ、内臓を切り、腫瘍を取り出し、皮膚を針で縫い合わせる…。
本当なら、ものすごい痛みを感じるはずです。
でも、手術のとき、あなたを安心して眠らせ、そして安全に目覚めさせてくれる人たちがいます。
手術には絶対欠かせない、麻酔の世界を一緒にのぞいてみましょう。

手術麻酔の3要素

手術麻酔の種類と選び方

麻酔のタイムライン(全身麻酔の場合)

01.術前外来

麻酔科

予定手術の患者さんには、術前に「麻酔科」の外来を受診していただき、麻酔科医が全身状態を確認のうえ、どのように麻酔をかけるか計画します。

歯科口腔外科
  • 前歯のチェック:歯がグラグラしていると全身麻酔で使用するチューブが固定できなかったり抜けてしまったりするので、固定します。
  • 口腔内の衛生状態を確認:お口の中が汚れていると細菌が繁殖し、気管挿管時にそれが気管に押し込まれ感染症を起こすリスクがあるため、きれいにしておくことが大事です。

02.術前外来

看護師が手術室入口で迎え、お名前などを確認します。

03.麻酔導入

全身麻酔の場合、まずは眠っていただくことからスタート。そこからプロフェッショナルたちの仕事が始まります。筋弛緩薬を投与すると呼吸も止まるため、気管挿管し人工呼吸器を使います。各種モニタを装着し、手術中の安全を見守る準備をします。

04.手術中

体温・脈拍・心電図・血圧・酸素飽和度を計測し続け、麻酔科医が呼吸や血圧などを管理します。

05.覚醒へ

手術の終盤から、術後の痛みを和らげるため、鎮痛薬の点滴を始め、ゆっくりと目覚められるよう麻酔薬の濃度を調整します。

麻酔Q&A

Q.途中で目が覚めませんか?
A.ずっとそばで見守ります。あなたに最適な量に微調整し続けるので、途中で目が覚めてしまう発生率は0.1~0.2%といわれます。安心して任せてください。

 

Q.目が覚めない、なんてことはない?
A.今のお薬は時間が経てば自然と体から消えるようにできています。手術が終わってからもしっかりとモニタリングし、もし目覚めが遅れても医師が適切に対応しますので、心配はいりません。

 

Q.麻酔はカラダに悪くない?
A.麻酔薬もリスクはゼロではありません。吐き気なども多くは一時的です。麻酔科医が患者さんにとって一番安全な方法を選び、全身状態を管理します。

 

Q.麻酔の効きが悪いのはどんな場合?
A.お酒に強い方など、麻酔が効きにくい体質の方もいます。事前に麻酔科医が丁寧に問診し、一人ひとりに最適な麻酔を準備します。正直にお話いただくことが何より大事です。

 

Q.麻酔自体の苦痛はありませんか?
A.できるだけ痛みを感じないように工夫しています。全身麻酔は、薬によっては投与時に点滴の入っているところの痛みが出ますが、手術中は痛みを感じることはありません。背中の麻酔も、先に痛み止めを注射するので大丈夫です。

CLOSE-UP地域医療

「乳がん」治療の地域拠点へ

大同病院の乳腺治療が熱くなっています。
2025年春に新しい乳腺外科部長が着任し、当院に足りなかったものを次々に導入。
患者さんの負担を少なくしつつ検査の精度を上げる機器の更新、そして化学療法時の脱毛を抑える冷却キャップ導入、さらにこの1月からは「切らない外科療法」も始まります。
日本乳癌学会が推奨する標準治療のすべてが、手術・薬物・放射線療法などワンストップで可能となりました。

乳腺外科部長 雄谷純子

検査・診断から治療まで

マンモトーム生検装置が新しく!【NEW】

ステレオガイド下マンモトーム生検装置を更新し、より精密で安全な検査が可能になりました。検査時間や侵襲を抑えることで、患者さんの身体的負担を大きく軽減します。
 

ラジオ波焼灼療法の導入【NEW】

早期乳がんに対する“切らない乳がん治療” です。腫瘍を切除せずに高周波で焼く、身体への負担が少ない治療法で、患者さんに新たな選択肢を提供します。

アピアランスにも配慮したプラスケア

頭皮冷却療法の導入(自費診療)【NEW】

抗がん剤治療にともなう脱毛リスクを軽減するため、「頭皮冷却キャップ」が当院でも利用できるようになりました。キャップはレンタルも可能で、治療中・治療後のQOL(生活の質)を守ります。
 

乳房の再建

当院の形成外科と連携し、乳房切除時に同時に再建術を行うことも可能です。

がんの痛みに寄り添うトータルサポートケア

がんサポートチーム・がん相談支援センター

乳がんと診断されたその時から押し寄せる不安や痛み。治療、見た目の変化、お仕事のこと、お金のこと、なんでもご相談に乗ります。

Let's 脳トレまちがいさがし

6つ見つかりましたか?

  • 医師のネクタイの色
  • 子どものシャツの袖の長さ
  • 女性の口のかたちが異なる
  • 看護師の後ろに貼ってあるポスターが異なる
  • 奥のデスクの上のペン立てがなくなった
  • 窓の向こうの木のかたちが異なる

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