診療科目・医療体制

救急科

ICUでの処置当院救急センターは、これまでも2次救急施設として多くの救急患者様を受け入れてきました。その数は年々増加し、年間で救急搬送数5,000台規模に及びます。
2016年4月、救急科専門医の赴任により「救急科」が新設され、より重症な救急疾患への対応や、高度な集中治療管理が可能となりました。

担当医紹介

主任部長 田村有人

田村医師

所属学会 日本救急医学会、日本集中治療医学会、日本呼吸療法学会
資格 日本救急医学会認定救急科専門医、ICLS認定コースディレクター
専門領域 救急医学、集中治療医学、循環器内科学

 

スタッフ

氏名所属学会資格専門領域
小林孝臣
医師
日本救急医学会
日本集中治療医学会
  救急医学
集中治療医学

特色

  • 2014年のB棟建て替えにより、新しい救急センターが稼働。救急車複数台の同時受け入れが可能となりました。各種放射線検査室に直結しており、安全かつ迅速に対応できます。また救急センター内で緊急内視鏡検査も可能となっています。
  • 2016年7月から集中治療室を増床(現在8床、今後10床まで増床予定)し、高度な集中治療医療機器を導入することで、多くの重症患者さんに対して質の高い管理ができるようになりました。
  • 院内救急(In-Hospital Emergency)に対しての介入も行っております。今までの院内心停止対応システム(ハートコール)に加え、2016年7月より急変早期対応システム(Rapid Response System:RRS)を導入しました。
  • 「断らない救急医療、質の高い集中治療、院内救急への積極的対応」をテーマとしています。

救急センター診察室 ICU全景
(左)救急センター診察室、(右)ICU

診療概要

診療体制

救急科専従医師2名を中心に、診療看護師(Nurse Practitioner:NP)、内科系・小児科ローテーター、初期研修医がチームとなり以下の診療にあたります。

救急医療(救急センター)

当院救急センターは二次救急施設として多数のwalk in患者さんと救急搬送症例を受け入れています。Walk in患者さん、一次、二次救急患者さんは救急センター担当医師が初期治療を行います。また、さらに重症(三次相当)な救急患者さん(メディカルコントロール対応:心停止、ショック、高エネルギー外傷など)も、救急専従医が中心となり初期診療ならびにその後の集中治療を行います。

集中治療(集中治療室:Intensive Care Unit)

当院ICUは常駐する救急科医師が中心となり全身管理を行うシステム(クローズドシステム)を採用しています。生命の危機に瀕している重症の内科系、外科系疾患、重症度の高い手術(定期、緊急)後を管理しています。今後、重症の小児患者さんの管理も開始する予定です。

院内救急対応システム

当院は急性期施設として成長しており、一般病棟入院中の患者さんの重症度が上昇する中、予期せず呼吸、循環、意識が悪化することがあります。そのような場合、現場のスタッフ判断により急変早期対応チーム(Rapid Response Team:RRT)へ診療要請します。救急医が中心となるRRTが迅速に急変対応を行い、「防ぎ得た心停止(Preventable Death)」を防止しています(必要に応じてICU管理を行います)。

体外循環装置設備

救急センターや集中治療室には、重症患者様の診療のために最新の医療機器を数多く導入しております。
(右の写真)体外循環装置(ECMO)



対象疾患

  • 院内外心停止、心停止蘇生例(体温管理療法)
  • 脳卒中(脳出血、脳梗塞、くも膜下出血)
  • 急性冠症候群(急性心筋梗塞症、不安定狭心症)
  • 重症感染症(原因臓器問わず)、重症敗血症
  • ショック
  • 熱傷
  • 急性薬物中毒
  • 多発外傷
  • 重症呼吸不全
  • 重症環境障害(偶発低体温症、熱中症など)
  • 重症小児症例

研修内容

2017年1月より、現行の専門医制度における救急医学会救急科専門医認定施設となりました。
新専門医制度においても、救急科専門医認定施設となります。

臨床指標

救急センター(ER)

年間救急搬送数の推移

 2012年度2013年度2014年度2015年度2016年度
救急搬送台数(台) 3,430 3,965 4,772 5,005 4,956

年間症例数(2016年度)

救急センター年間症例数

スタッフ数(救急センター看護師)

19名(2017年5月現在)

集中治療室(2016年7月~2019年3月)

年間入室数

415例

年間入室数

ICU入室症例内訳

スタッフ数(ICU看護師)

31名(2017年5月現在)

院内急変対応(RRS、2016年7月~稼働)

月別稼働数

RRS稼働数

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