診療科目・医療体制

血液・化学療法内科

血液・化学療法科血液・化学療法内科では、専門医としての知識や経験を最大限に活かし、標準治療(最も適した治療)を、病状(合併症の有無など)にあわせながら進めています。実際の診療の場では、ともすればやや難解な血液疾患の病状や検査・治療の実際についてわかりやすくご理解いただけるように説明することを心がけております。
当院は日本血液学会が認定する研修施設(日本血液学会認定血液研修施設)で、学会に認定された指導医のもとで専門研修を行っている教育病院です。
他施設と共同で多くの臨床研究にも参画し、医療の質の向上に努めています。
院内に設備された「無菌室(クリーンルーム)」では、強力な化学療法などにより免疫力が低下した方の感染予防を図ることも行っております。(無菌病室のご紹介(PDF:953KB))
化学療法(抗がん剤)は生活の質(QOL)を重視した「外来化学療法」(外来通院しながら化学療法を受ける)を積極的に行っています。
貧血や血小板減少をきたしている方に対し輸血療法を行っています。
輸血療法は外来でも実施しています。

外来化学療法室について:がんの治療後 定期的に外来に通院しながら抗がん剤の点滴を行うことができます。
ベッド10床、リクライニングチェア10床を備え、認定看護師を配置して各科専門的化学療法を実施しています。
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担当医紹介

部長 伊藤公人

伊藤公人医師

所属学会 日本内科学会、日本臨床腫瘍学会、日本血液学会、日本輸血・細胞治療学会、日本癌学会、米国内科学会(ACP)、日本造血細胞移植学会、日本感染症学会、日本緩和医療学会、日本化学療法学会、日本エイズ学会、日本乳癌学会、日本臨床倫理学会、日本医学教育学会
資格 日本内科学会認定内科医、日本内科学会認定総合内科専門医、日本臨床腫瘍学会暫定指導医、日本血液学会認定血液指導医、日本血液学会認定血液専門医、日本エイズ学会認定医、日本化学療法学会抗菌化学療法認定医、日本がん治療認定医機構がん治療認定医、JMECCインストラクター、ICD制度協議会認定ICD
公職・その他 名古屋市立大学医学部臨床准教授、NPO法人卒後臨床研修評価機構(JCEP)サーベイヤー、ACP(米国内科学会)日本支部 Health and Public Policy Committee委員、緩和ケアの基本教育のための都道府県指導者研修修了
専門領域 血液疾患全般、化学療法、分子標的療法 、免疫不全

理事,中央クリニック院長 小島博嗣

所属学会 日本内科学会、日本血液学会、日本輸血・細胞治療学会、日本造血細胞移植学会、日本老年医学会
資格 日本内科学会認定総合内科専門医、日本内科学会認定内科医、日本医師会認定産業医
公職・その他 藤田保健衛生大学医学部客員教授、名古屋市介護認定審査会委員、財団法人骨髄移植推進財団調整医師
専門領域 血液疾患特に白血病、悪性リンパ腫の治療

スタッフ

氏名所属学会資格専門領域
浦西美幸
非常勤医師
日本内科学会 日本内科学会認定内科医 血液疾患全般
鈴木智貴
非常勤医師
日本内科学会
日本血液学会
日本造血細胞移植学会
日本骨髄腫学会
日本内科学会認定内科医 血液疾患全般
木下史緒理
非常勤医師
日本内科学会
日本血液学会
日本臨床腫瘍学会
日本骨髄腫学会
日本内科学会認定内科医
日本血液学会認定血液専門医
がん薬物療法専門医
血液疾患全般
菊池隆希
非常勤医師
日本内科学会
日本血液学会
日本内科学会認定内科医
日本血液学会認定血液専門医
血液疾患全般
浅野有彩
非常勤医師
日本内科学会
日本血液学会
日本骨髄腫学会
日本内科学会認定内科医
日本血液学会認定血液専門医
血液疾患全般
加藤千絵
非常勤医師
日本内科学会
日本血液学会
日本内科学会認定内科医 血液疾患全般

対象疾患

造血器腫瘍

白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、骨髄異形成症候群などの疾患です。抗がん剤や分子標的治療薬を用いた治療を行います。

貧血

鉄欠乏性貧血、巨赤芽球性貧血、溶血性貧血、再生不良性貧血などの疾患です。貧血は様々な原因(消化管疾患や婦人科疾患など)により引き起こされ、無症状で健康診断等により偶然判明する場合や、息切れや動悸などの症状が契機となり判明する場合などがあります。

血小板減少・出血傾向

特発性血小板減少性紫斑病、播種性血小板凝固、再生不良性貧血、血友病、血栓傾向、免疫不全などの疾患です。再生不良性貧血に対する免疫抑制療法や輸血療法等を行っています。

その他の血液疾患

血友病(先天性、後天性)、血栓傾向、免疫不全、感染症(ウィルス、真菌等)などの疾患です。

HIV感染症、AIDS

当院は「エイズ拠点病院」に認定され、日本エイズ学会認定医を中心とした多職種連携チームである「HIV診療チーム」により診療を行っています。抗ウィルス薬(ART: Antiretoroviral therapy)による治療や、合併している日和見感染の診断・治療を行っています。

先進的な検査・取り組み

遺伝子検査・染色体検査・細胞免疫学的検査

血液疾患の診断に遺伝子検査(慢性骨髄性白血病におけるPh1染色体、bcr-ablキメラ遺伝子、急性骨髄性白血病におけるWT1のmRNA定量、発作性夜間ヘモグロビン尿症に対するCD55,CD59フローサイトメトリーなど)を積極的に行っています。

化学療法・分子標的治療

造血器腫瘍に対しシタラビン(キロサイド®)、メトトレキセートなどによる大量化学療法を行っています。慢性骨髄性白血病に対する分子標的治療薬(チロシンキナーゼインヒビター)内服による治療が可能です。悪性リンパ腫、多発性骨髄腫等に対し、リツキシマブなどの抗体製剤による治療を行っています。

輸血療法

通常よく用いる血液製剤以外に、適応があれば洗浄血小板や洗浄赤血球、HLA適合血小板などの輸血を行っています。

免疫抑制療法

再生不良性貧血に対するATG+シクロスポリン療法、特発性血小板減少性紫斑病に対するステロイド療法などの免疫抑制療法を行っています。

HIV/AIDSに対する治療

「エイズ拠点病院」である当院では、HIV/AIDSに対する世界標準の治療(ART: Antiretoroviral therapy)を行っています。

臨床指標

年間症例数 (外来患者を除く)

取扱い症例2014年度2015年度2016年度
非ホジキンリンパ腫 30 38 59
急性白血病 11 19 30
骨髄異形成症候群 15 9 15
多発性骨髄腫、免疫系悪性新生物 7 10 14
慢性白血病、骨髄増殖性疾患 7 8 7
再生不良性貧血 等 9 5 1
敗血症 1 - -
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